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巻き作りの結果

今、昼食が終わりました。巻き寿司を2本、つくったのですが、火を使ったのは、卵焼きだけなのに、とてもつかれました。

玉子焼き器なんて当然ありません。この家にあるのは、どれも半分こわれたような道具です。クレープを作るような薄い、丸型のフライパンをつかいました。油はオリーブ油だけです。卵は、新しく買ってきてもらったのですが、4個残っていたのがあって、それを全部使うことにしました。

慣れない道具、箸もフライ返しもなく、どうにか作ったのですが、失敗したのは、ガスの火を超弱のところにしたままでした。焦がしてしまったのです。

サトウのご飯も、電子レンジではなく、熱湯でしたら、浮き上がってくるし、15分もかかるのです。
1個はお湯で、1個はチンでしました。粉の酢を混ぜて、冷ますのに団扇も扇子もなく、なにかであおいでも思うようにはいきません。

外国で和食を作るには、いろんな苦労があることを思い出しました。サーモン、アボカド、玉子焼き、たっぷりいれて巻きました。

代父はもう好奇心もなく、何も言わずに口に入れています。醤油とわさび、これはなんだ?と聞きはしましたが、美味しいとも、まずいとも言わず、黙々とです。お手伝いさんは娘の1人が菜食主義で、巻きもつくるらしく、興味を示してくれました。

半分成功、半分失敗でしょうか。
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これからマキを作ります。

今日はやけに寒い。雨もふってきた。昼、代父とお手伝いさんをレストランに招待するつもりだったが、この寒さ、代父には無理だし、私だって出かけたくない。

週日担当のお手伝いさんは今年、今日が最後、何かしたい。したがって、マキ、つまり巻き寿司を作ることにした。

サトウのご飯を持参している。これを温め、酢を混ぜる。卵焼きを作って、スモークサーモン、アボカド、具はこれだけだ。

昔は和食大好きだった代父だけれど、この頃は昔から食べ慣れたものに回帰している。

気に入ってもらえるか、がんばります。
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Fondation Lou’s Vuitton へ

リヨンから来た姪をどこへ案内するか、となって、彼女が選んだのは、現代アートの展覧会であった。Fondation Louis Vuitton のことは、以前のその建物の斬新さ、言葉を変えれば奇抜なさで耳にはしていた。

アメリカの現代美術館MOMAの展示をやっているという。全くの新しい美術館、姪がすぐに検索すると、なんと、最寄り駅であるサブロンの近くだという。灯台元暗しのいい例だ。

この時期、来館者は少なかろうと思っていたら、とんでもない。行列している。油断だった。フランスの美術館、博物館は、この頃では予約が必要なことがある。その場で切符を買ってもいいのだが、行列する必要があったり、その行列がとても長いことがある。

寒い、寒いなか、30ふんほど待って入場できた。建物の中は階段やエレベーター、エスカレーターが入り組んでいる。しかし展示室は人の流れや展示室の番号を見れば、そう難しいことはない。
現代美術だから、いろんな展示物があるのは言うもがなである。

どうも落ち着かない。綺麗に磨かれた水道の蛇口、これも芸術か、と古い人間の私は思ってしまうのだ。映像もあるし、写真も展示されている。興味があるけれど、感動したとは言えない。
姪は喜んで、次はニューヨークで見ます、という。どうぞ、お好きに、だ。

しかし、このチョイスの多さがパリの魅力だ。
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