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働かないお手

4人いるお手伝いさんのうちの3人、アフリカ人だから、一種の人種差別になる
恐れもあるが、敢えていいたい。どうして、彼女らは、かくも見事に働かないのだろう。

朝の出勤は30分の遅刻は当たり前。1時間ということもある。代父の起床時間が遅いから、不都合はないけれど、勝手に遅刻しても、ケロッとしている。代父も何も言わない。私が睨んでいるだけだ。

朝食が終わり(フランス式だからパンとコーヒーだけ)、着替えを手伝うと、台所かサロンで、スマフォをいじっている。

彼女達には彼女達の理屈もあるのだろう。代父の介護に雇われているのだから、やることがなければ休憩して何が悪い、と。
仕事は言われてするもの、自分で求めてするものではない、と。

食事の支度にも時間をかけない。30分が最大だ。だからメニューはほとんどが、油を使って焼く、あるいは、パテやリエットといった既成の品を使う。

レストランで甥と食事した時、毎日の食事の単調さを告げたけれど、改善は難しそうだ。

怠惰に生きる、改善は求めない、言われたことしかしない、明日でいいことは今日はしない、こんな言葉を思い出しながら、日々を過ごすのも大変だ。
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お手伝いさん達のいざこざに巻き込まれて

こちらに着いて丁度1週間、お手伝いさんたちのシフトも一巡した。
この家には4人のお手伝いさんが交替で働いている。フランス語でauxiliaries de vieと呼ぶらしい。いわゆるヘルパーさんというのかもしれない。
仕事の範囲は契約を見ていないのでわからないのだが、先ずは代父の介護、生活をする上での必要な
食事、掃除、洗濯などの家事が含まれているようだ。

メインの人はポルトガル人で、平日の朝8時から夕方4時まで。
勤務時間が長いのは、アフリカA国人、月曜ー金曜の午後4時から8時半まで。そして、日曜日の午後3時半から8じz半までも働く。
土曜日は1日、アフリカB国人が働く。
日曜日は8時から3時半までのアフリカC国人がいる。

ポルトガル人は恐らくこの家との直接契約なのだろうと思う。アフリカの3人はなにかの派遣会社からの人らしい。

彼女らは、もともと、昨年亡くなった代母が老衰で、介護が必要になった時、雇用された。母が亡くなったあとも、結局、父もまた介助が必要になったため、同じスタッフの雇用が続いている。

月曜日、ポルトガル人のお手伝いさんが冷蔵庫の在庫確認をする。なんてこった、なんて言わないけれど、私にこれはどうしたことですか?と聞いてくる。
先週の木曜日からの残り物がそのままだし、土曜日と日曜日の残り物もたくさんある。一体、土、日は何を食べてのですか?と問われて、思い出した料理を告げる。
材料はどうしたのかときくので、B国人とC国人、それぞれ買い物に行ったみたいだけど、と返事をする。
金曜日に週末の分もちゃんと買っておいたのに、と私に言われても私が料理するわけではない。

残り物をうまく使い回ししないのもご不満だ。今日のお昼は残り物を食べることにしましょうと、それでも残って、悪くなったものは仕方がないから捨てましょう、と付け加えたのが悪かった。
食べ物を捨てるなんて、と非難される。私だって捨てるのは嫌だ。でも、勿体無いからといって、無理に食べられる年齢ではない。

本当にあの人たちは考えないから、と文句は続く。毎度のことなのだろうが、いつもは独り言で終わらざるを得ないところが、私がいるから、不平不満をありったけぶっつけてくる。
いい迷惑だが、宿泊料の一部と耐えざるを得ない。
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