SSブログ

厳冬期に家を留守にする

来週からフランスへ行く。冬場にフランスへ行くのは初めてだ。あちらも寒かろうと、暖かい服装を準備しているのだが、それよりも自宅をどうするか、これが大問題だ。

これまで1カ月以上、留守にすることはあったけれど、春以降のことで、それにつれあいという留守番がいたので、家のことを心配する必要はなかった。つれあいと旅行にしても、季節的に何も特別の手配はいらなかった。

今回は大変だ。まず郵便局で局留めの手続きをする。これはまあいいとして、冬場の家を留守にするというのは、家を冷凍庫にしてしまうことに等しい。水抜きもしなければならない。留守の間、電気代を倹約するつもりで、電気を切っていこうと思ったのだが、考えてみれば、パソコンや電話、いろんな電子機器の電源も切ることになる。帰宅したとき、なにも動いていないというのは、これはつらい。

よし、水もそのままで行くことにしよう、どうせ電気はいれたままにするのなら、と思ったのだが、地元の人が、電気はいれていても水抜きはしたほうがいいよ、という。そうなると、自分ではもうできない。

一人暮らしというのは気楽なもの。帰宅したときに出かけたときのままでも構わないようなものだけど、丁度年末にもかかる。大掃除をしないで出かけるのがどうも気になるのだ。といって、こう寒くなった今、大掃除なんて論外だ。

つれあいの写真のそばのシクラメンも、きっと人がいない家では冬越しはできない。花瓶の類から水は捨てておかなければならない。

加湿器も早目に水を捨てて、ストーブのタンクに灯油を満タンにして、今は雪がないけれど、帰宅したとき積雪があるかもしれないから、ガレージにスコップと長靴を用意していかなければ、と考えることが尽きない。

冷蔵庫の中もなるべく空にして、とせっせと食べてはいるけれど、一人で消費できる量はたかがしれている。白菜、キャベツ、大根、なかなか減ってくれない。

こんなに大変なら、もう2度目はないわ、と自分で納得させている。
nice!(0)  コメント(0)