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独立できないカタルーニャ

あんなに独立の機運が熟しているようにみえたのに。スペイン中央政府の作戦勝ちなのか、やっぱりそれだけの機が熟していなかったのか、カルターニャ地方のスペインからの独立はできそうにない。

初代カタルーニャ大統領になるはずだったプッチダモン氏はベルギーに逃れたままだし、地方政府の閣僚だったひとたちは、収監されたり、監視下におかれたり、罪人扱いだ。

12月下旬には、中央政府が指導する選挙が行われるとのこと。まさか、再度、独立派が多数を占めるのだろうか。

クルドでも同じような事態、もっとひどいかもしれない。独立はできない、自分たちの土地は、中央政府が占拠してしまう、と予期せぬ、悲惨な状態になっているとか。

コルシカでの選挙も何のためやら。Haute CorseとCorse du Sudに分かれていたけれど、今度、議会を1本化するのだとか。その昔はコルシカは一つだったのが、2つの県に分かれた。その理由が、南北の格差がゆえだったように思う。フランス本土との差、そして島のなかの南北の差、貧しいところは常にその中で格差を生じさせる。

BBCの放送を見ていると、アイルランドの問題が扱われている。アイルランド共和国があり、北アイルランドはイギリスの一部、Brexit、イギリスがEUから離脱すると、国境の問題がでてくる。両方がEUメンバー国であるから、国境はないような状態であるけれど、EU離脱となれば、国境虫とはいかなくなる。
アイルランドと北アイルランド、まあ国境線が道路のいたるところにある。道路がくねくねしていれば、カーブのたびに国境をまたぐことになりかねない。

トラックの運転手が嘆いている。当然のことだ。1年前にプレイバックしたい人、国はもっともっとありそうだ。

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