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A la Bastille バスティーユ?へ

オペラを鑑賞するために、バスティーユへ行った。広場の真ん中に円柱がたっていて、そのトップに金色に輝く天使の像がある。
それをみあげたとき、血が急に流れたような気がしたk。

バスティーユ、フランス革命が勃発した場所である。1789年7月14日、民衆たちが武器を求めて
バスティーユ城砦をめざした。付近には、家具職人の住んでいたサンタントワーヌ通りなど、まだその気配を残した場所もある。

大学の卒論にフランス革命に関すること(三部会)を選んだのだが、初めてフランスを訪れた時、革命の名残りを求めて歩きまわった事を思い出す。フランスとの繋がりはその辺から始まった。

国立文書館、パリ市立博物館、市役所、ろくすっぽフランス語はわからないのに、好奇心だけだった。

ア ラ バスティーユ、バスティーユに集まれ、と叫んだ声が聞こえるように思えたものだ。当時、市民革命こそが、政治改革の本道だと信じていた。あの青くさい時代が懐かしい。
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