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Pre dinerに招待されて

昨夜は従妹の家で内輪のクリスマスディナーがありました。招待されたのは、彼女の4人の姉妹(5人姉妹なのです)、その配偶者(もう亡くなった人もいる)、を主に、代父や一族に絡む人たちです。

彼女の家は16区にあって、マンションの10階なのに、メゾネットで中に1階分のエレベーターがあり、11階も使えます。展望がよく、エッフェル塔も目の前、楽しみにしていたのに、3分の1くらいしか見えず、それも雨で霞んでいました。

8時からです。代父の日常なら、ニュースを見て、そろそろ寝る時間。もう少し早めに始めてくれないものか、と思いますが、これがふつうです。


先ずはアペリティフ、シャンペンです。代父があまり飲まないように、とブレーキをかけたいのですが、従妹の連れ合いが、先ずはとグラスを渡しています。

ほとんどのメンバーに会ったことがあって、みんな私のことを知っています。挨拶は当然ハグです。
一人のじょせいが私を覚えているかと聞きました。従姉妹たちよりずっとわかい、その子供の世代です。うーん、ちょっと記憶にない、と思っていたら、思い出しました。

30年前、代父の娘の結婚式に母と招かれて滞在していた時、1階の小部屋に下宿していた女の子です。とても美人でした。いまも美人です。(この一族はみんな美男美女)
母が私の着物を着せたりして、記憶に残っています。彼女も覚えているのです。

総勢は15名、でも2人はデザートから参加です。
アントレはゆで卵を細かく潰したものの間にリエットみたいなものを挟み込んでありました。おせちにある錦糸玉子を変化させたようなものです。これは使えるメニューだわ、と思ったのですが、もうこういうかたちでお客をすることはありません。

メインは子牛の肉をモリユーというキノコと煮込んだもの、お米とホウレンソウ、人参が付け合わせです。ここはビュッフェスタイルで、自分でとりにいきました。

チーズは3種、名前を聞いても覚えられないので、聴きません。サラダも回ってきます。
デザートは名前を知りません。2つのボールにたっぷりと盛ってあります。別腹と思いつつ、この頃食べすぎを自覚しているので控えめに。

ケイタリングサービスの料理ではなさそうです。先日は40名のディナーをしたのだとか。本当にお客をすることにためらいがありません。

サービスの人は雇っていませんが、台所にフィリピン人の女性が働いています。5月にピラという別荘地にも手伝いに来ていたので、顔みしりです。

代父は耳も遠く、話題に加われない時も多いのですが、従妹が詩の朗誦をリクエストしました。全員が彼の高尚な趣味を知っているのです。声はかすれていますが、抑揚もしっかりと、うたいあげました。
無学にして、誰の詩か特定をしませんが、皆さん、唱和するところもあって、知的レベルは高いです。

11時近く、代父も限界と見て、先に失礼することにしました。タクシーで帰宅。父はベッドに倒れこみそうでした。
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