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Bifuビフテクフリット時代が懐かしい

この頃外食をしない。一人ぼっちでレストランやキャフェで食べることが耐えられないのだ。

でも、お昼ごろ、キャフェのそばを通る時、彼らが何を食べているか、興味があって、チラチラ見てしまう。
一見してなにを食べているか、わかるほどの食通ではないし、探究心も大したことはないのだが、ふと、昔、ビフテクフリットが大ご馳走であった時代を懐かしく思い出した。

今時の人には笑われるかもしれないが、40年前、ビフテキは大変なご馳走だった。パリについて、キャフェで
隣の席のひとが、皿からはみ出しそうに大きいビフテキと山盛りのポテトフィリットを食べている。なんと贅沢な食事だろうと、羨ましかった。その価格がいくらであったか、覚えていないが、高くはないものの、予算はオーヴァーする。ビフテキの代わりに何を食べたか、それも覚えていないが、いつか食べたいと、いつも思っていた。注文の仕方もちゃんとわかっていなかったのだ。

パリ通の友人がパリの中心に美味しい店があると言うけれど、一緒にいけるきかいもない。

先日、中華の店で、Bo Bunという料理を食べた。ヴェトナム料理という。サラダの一種だとか。ヌードル、ネム、牛肉などと、生野菜、香味野菜などをソースとともに混ぜ合わせる料理だ。今、これが気に入っている。と言っても、まだ2カ所で試しただけだが。

この頃はびふても、大きさより肉質を問題にしている。大きいけれど、硬かったビフテキは青春の思い出だ。
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新年2つのショック

フランスでは1月1日は元日であると同時に、いろんなももの価格が上がる。しかし住民ではない私にはカンケイない、カンケイない、と、思っていた。

元日といっても、年賀客はいないし、特別なことのないこの家、午後、外出した。お気に入りとなったナヴィゴを持って、パリ探訪2018年度版のスタートだ。お天気は悪いけれど、お天気だけはどうしようもない。いいことだけを考えよう、と思っていたが、メトロの改札で、けしていいスタートではないことがわかった。

ナヴィゴが使えない、改札口を通れない、どうして?3回試したが同じこと。窓口に聞いてみる。月が変わったのよ、とそれだけが返ってくる。
月どころか年だって変わっている、それは承知だ。一般にナヴィゴは月初から月末日まで、というのも承知だが、私は月半ば12日に購入した、80ユーロ以上払った、月半ばから、次の月半ばまで通用して当然だ、と主張してみたが、窓口の係は知らんふり。

ナヴィゴの使用は諦めて、手持ちののチケットで帰った。帰ってすぐ、お手伝いさんに、事の次第を話した。お手伝いさんもそれはないよ、80ユーロも払ったのに、あと10日は使えて当然だと同情してくれる。文句を言うべきだ、と。ナヴィゴを買った時の書類も持って行った方がいいですよ、というアドヴァイスももらう。

出かける前にその書類を見て気がついた。12月12日から31日までとあるのだ。
申し込んだ時、1ヶ月のナヴィゴ、と言ったから、私の意図は通じたものと勝手に思い込んでいた。

友人に思い込みの激しい人がいる。思い込みはダメよと、常に言っているのに、この私も思い込みが多いのだ。

結局、ナヴィゴの更新は諦めた。2度目は75ユーロくらいらしいが、そんなに外出するかわからない。どちらにしても、元を取るのは無理なのだ。10枚綴のチケットを買うことにしたが、ナヴィゴの自由度に比べ、不便なこと著しい。

2件目はフィガロである。2、4ユーロだったので、2ユーロコインと50サンティームのコインを持って、新聞を買いに行った。マダム、これでは不足ですよ、と言われる。新年号で特別価格か、とも思うが、普段以上に薄っぺらだ。マダム、2、6ユーロになったんですよ、と。

350円もするの?ともうショックでならない。20サンティーム上がっただけなのに、その日は新聞を諦めた。

日本では、正月イコール値上げではないはずだが、帰国したとき、値上がりしていたら、と怖くてならない。
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