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新年2つのショック

フランスでは1月1日は元日であると同時に、いろんなももの価格が上がる。しかし住民ではない私にはカンケイない、カンケイない、と、思っていた。

元日といっても、年賀客はいないし、特別なことのないこの家、午後、外出した。お気に入りとなったナヴィゴを持って、パリ探訪2018年度版のスタートだ。お天気は悪いけれど、お天気だけはどうしようもない。いいことだけを考えよう、と思っていたが、メトロの改札で、けしていいスタートではないことがわかった。

ナヴィゴが使えない、改札口を通れない、どうして?3回試したが同じこと。窓口に聞いてみる。月が変わったのよ、とそれだけが返ってくる。
月どころか年だって変わっている、それは承知だ。一般にナヴィゴは月初から月末日まで、というのも承知だが、私は月半ば12日に購入した、80ユーロ以上払った、月半ばから、次の月半ばまで通用して当然だ、と主張してみたが、窓口の係は知らんふり。

ナヴィゴの使用は諦めて、手持ちののチケットで帰った。帰ってすぐ、お手伝いさんに、事の次第を話した。お手伝いさんもそれはないよ、80ユーロも払ったのに、あと10日は使えて当然だと同情してくれる。文句を言うべきだ、と。ナヴィゴを買った時の書類も持って行った方がいいですよ、というアドヴァイスももらう。

出かける前にその書類を見て気がついた。12月12日から31日までとあるのだ。
申し込んだ時、1ヶ月のナヴィゴ、と言ったから、私の意図は通じたものと勝手に思い込んでいた。

友人に思い込みの激しい人がいる。思い込みはダメよと、常に言っているのに、この私も思い込みが多いのだ。

結局、ナヴィゴの更新は諦めた。2度目は75ユーロくらいらしいが、そんなに外出するかわからない。どちらにしても、元を取るのは無理なのだ。10枚綴のチケットを買うことにしたが、ナヴィゴの自由度に比べ、不便なこと著しい。

2件目はフィガロである。2、4ユーロだったので、2ユーロコインと50サンティームのコインを持って、新聞を買いに行った。マダム、これでは不足ですよ、と言われる。新年号で特別価格か、とも思うが、普段以上に薄っぺらだ。マダム、2、6ユーロになったんですよ、と。

350円もするの?ともうショックでならない。20サンティーム上がっただけなのに、その日は新聞を諦めた。

日本では、正月イコール値上げではないはずだが、帰国したとき、値上がりしていたら、と怖くてならない。
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