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J ‘ai besting de vous マクロン大統領の言葉

12月31日、特別なことはなく、1日が過ぎ去ろうとしていた。夜になり、8時、お手伝いさんが大統領の演説がありますよ、と言う。

毎年恒例になっている大統領の新年に向けたスピーチである。マクロン大統領は今年ではない、去年の5月に就任したから、初めての挨拶だ。

40歳になったばかりの大統領、シンプルなオフィスでの撮影だ。声も若々しくて、聞き取りやすい。

18分以上のスピーチはとても異例だそうだ。この半年に彼が成したこと、なそうとしたこと、これからなすべきこと、いろいろ言ったけれど、なによりも何度も口にした言葉、私にわあなた方が必要だ、は印象に残った。国民の協力無くして、大統領も大したことはできない。

ケネディ大統領の言葉も引用した。国に対して何が出来るかを、毎朝自分に問おう、という言葉である。一緒に見ていたお手伝いさんと一緒に頷く。

レベルは低いとしても、何かしてもらうのではなく、何かを出来るようなろう、と思った。
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大晦日に狂女現る

念を押しておくが、狂女とは私のことではない。

れいぞうこの扉に、jという女性に要注意、というメモがあるのに、来てすぐい気がついた。私も昔、会ったことがある女性である。この家に親しくしていた筈だ。もともと、代父の秘書をしていた。
代父、代母が彼女にもそうなったはずだ。夏にはブルターニュの別荘にも招待されたことがあった。

家族ぐるみで付き合いがあった筈だが、ある時から、少し変になっていったらしい。仕事も辞め、不安定な生活になったのだとか。

昨年の代母の葬儀、教会でのミサに、結婚式に参列するような派手な服装だったので、いくら黒でなくても構わないフランスでも、これは行き過ぎではないか、と思ったのだ。
やっぱりおかしかったのだ。

あまりにしつこく現れるので、お手伝いさんの一人は、もしかして代父との間に何かあったのか?なんて穿った見方をしたが、それはない。父はじょせいが大好きではあるが、愛する母を裏切る人ではない。

家の中につながっているエレベーターの呼び鈴を鳴らし続けている。相手をするな、というメモの通り、お手伝いさんが、ムシューは不在だ、と繰り返し言うのだが、呼び鈴は止まらない。
私だけの時だったら、どんなに怖かったことか。押しの強いお手伝いさんの時で良かった。

警察を呼ぶよ、という警告で、どうにか引き上げていった。
この家は事情通にならなければいけないことが多すぎる。
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