SSブログ

総理と首相、どう違う?

昨日は柳瀬元首相秘書官の国会での答弁の仔細を分析することで忙しかった。別に自分で分析するのではないが、各放送局の報道番組を見比べていたのだ。

その中で、彼が愛媛県の文書にある「首相案件」という言葉に対し、自分はあまり、というかほとんど首相という言葉を使わないので、違和感を覚える、自分の発言ではない、といった旨の発言をしていた。

首相と言わないのであれば、なんというのか、という説明はなかったが、きっと総理といっていたのだろう、というのが識者の受け止めであった。

総理 :内閣総理大臣の略称
首相 :首たる宰相、内閣総理大臣の通称

いづれも広辞苑の説明だ。どちらが丁寧なのだろう。略称と通称、どっちが偉そうという区別は私にはできない。
翻訳の場合、総理と首相は区別するのだろうか。英語だとprime minister、フランス語だとpremier ministreとなるが、総理と首相の区別する表現があるかどうか、浅学にして知らない。

麻生財務大臣は、副総理とは呼ばれるけれど、副首相とは呼ばれない。これはなにか意味があるのだろうか。

柳瀬元秘書官、この元というのも日本的だ。直前だと前となり、2代前から前は元と呼ぶ。
前秘書官だっただろうか。

官邸の敷居がこんなに低いものとは、だれもが考えていなかったに違いないが、安倍首相のバーベキューも結構、間口が広いようだ。加計学園長のほか、事務局の人もその場にいたというが、この人が後日、秘書官室を訪ねてきた人なのだろうか。
首相のプライベイトなバーベキューに、加計氏が招かれるのは長年の友人というから納得だが、その部下まで連れてくるというのは、まるっきりプライベイトではない雰囲気になってしまう。

それにしても、おります、というべきところが、すべて「ございます」となっている答弁、たとえば、「説明してございます」「承知してございます」、耳障りだったが、これが高級官僚の言い方とすれば、わかりましてございます、となるのか。

nice!(0)  コメント(0)