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ミャンマー見聞録(1)

基礎知識のないミャンマーへの旅だったが、いろいろ見聞することができた。
おやっと思ったことを書き記していきたい。

まずは私の最大の関心事、トイレである。
旅行にでると、トイレは苦労の種だ。それが先進国でも、なかなかトイレがみつからないとか、鍵がかかっているとか、不自由するのがつねである。
開発途上国では、それに衛生面がひっかかってくる。

東南アジアのトイレは、シャワー付きが多い。ペーパーはどちらかといえば、あとからついてきたものだ。だから、時々、ペーパーのないトイレもある。シャワーがついているから、洗うことはできるのだが、そのあとの水分を拭き取ることができない、となると、下着が濡れて、どうも感触が悪い。漏らしたような感覚だ。
拭いたあとの紙を便器に捨てないのも共通している。そばに大きなごみ箱があり、そこに捨てる。
それも理解している。しかし、つい、というのがある。

トイレにはいると、まず、シャワーがあるかどうか、ペーパーがついているかどうか、を確認する。そしてごみ箱の位置。そのあと、おもむろに用をたす。
シャワーで洗い、紙で拭く。そこまではいいのだが、無意識に拭いたあと、そのまま捨ててしまうのだ。何度も、しまった!ということになる。

シャワーを使うということは、水があることだ。もちろん、水洗の水もあるのだが、床が濡れていたり、まわりに水分が多い。汚れる可能性もたかいのだ。

ガイドさんがなるべくトイレのきれいなところを選んでくれたけれど、それでも田舎ではちょっと使うには、と思うものが多い。
あるお寺では、和式というのか、しゃがんで使うトイレしかなかった。一回しゃがめば、再び起き上がれない私は、そのトイレは使うことができなかった。
我慢する能力も旅行中は必要とする。

東南アジアでは、ホテルでも流さないのが原則だ。日本がむしろ例外なのかもしれない。
ギリシャでも、流してはいけなかった。

しかし、この使用済みの紙、どういうふうに処理しているのだろう。焼却なのだろうが、ほかのものと一緒にしているのか、毎日、収集されているのか、その後を想像する。

トイレで流す水にしても、下水道というのがあるのか、田舎でも水洗式になっているが、その辺がはっきりしない。

旅行中、粗相することなくすんでほっとしている。

ミャンマーで清潔さで推薦したいのは、1)チャイティーヨーにあるホテル、2)そこへの途中にあるレストラン(ダルマ印)のトイレ、である。

トイレに行く頻度や、規則性のなさを考えると、開発途上国への旅行は控えた方がいいのかもしれない。

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