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イギリスはどうやってexiteするのだろう

他人事、というかよその国のことながら、イギリスが気になって仕方がない。
テレサがかわいそうにもなる。
テレサ・メイ、イギリスの女性首相である。

EU離脱を問う国民投票のとき、離脱(exite)にはどんな益があり、どんな不利益があるか、当然、議論は尽くされただろうと思うのだが、今更に、迷路のように隘路があって、どの道を選んでも、出口はみえない。

外国企業が逃げ出し、雇用が失われる。しかし、外国人の流入が阻止されて、固有の雇用はイギリス人のために残されるのでは?と国民投票の折の議論を蒸し返したい。
役に立たないEU予算への割り当てもなくなれば、イギリス人のために使えるお金が増える、という論理は、いまや誰も口にしていないのだろうか。

そして今、これなら残留を、という声が大きいようだが、イギリスだけの意思でそれが可能なわけはない。
いろんな条件を再検討というけれど、相手あってのことだし、相手のEUは、そっちが言い出したことでしょう、と突っ放している。変に物分かりよく振舞えば、次から次に離脱を求める国もでてきそうな気配もあるのだから。
イギリスが苦労すればするほど、離脱の難しさ、あるいは離脱したあとの悲惨な状態が示されるだけに、好都合?ともいえる。

シェンゲン条約にはいらず、ユーロも使わず、独自の道を歩んでいたみたいだけれど、やっぱりEUにはいっていたメリットを持っていたのだな。
3月29日、あっという間に離脱予定日はきそうだ。

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