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初入院体験記:2泊3日の旅

今回の入院は2泊3日、なんだか週末旅行みたいである。
まさしく、旅行とほぼ同じような準備をする。
食事つき(朝、昼、夜の3食)だし、と思いながら、ホテル泊まりとは違う部分を整える。
まずは入院中はほとんどの時間をパジャマで過ごす。
病院でいろんなセットを有料で準備してくれるらしいが、今回は長期間ではないし、すべて自前ということにしている。

パジャマは1セットでいいかしら、毎日着替えるとすると3セットか、病院にふさわしいものはあまり持っていない。それに夏の時期、うすいブルーの、生地も薄い夏物の、とはいえ、透けてはいないパジャマ1セット。
お風呂ないしシャワーを浴びるときのために、体をあらうもの、バスタオル、これは2組用意。
洗面セット、化粧品、ただし、基礎化粧品のみ。化粧はしないでくださいという注意書きがある。
洗面セットには、コップも必要だ。

こうしてみると、旅行の準備といっても、まるでユースホステル利用と似ている。
25歳で、初めて海外旅行にでたときは、時にはユースホステルも利用するだろうと、何からなにまで準備したはずだが、もう忘却の彼方だ。

4人部屋だったりすると、イアフォンも必要だが、個室だから音は出していいだろう。
スリッパもいる。病院でいいスリッパとはどんなものだろう、とある高級ホテルで出されたスリッパを準備。ある程度厚みもあり、履き心地もいい。

かっこつけてパソコンも持参するか、なんて考えるが、別にパソコンがなくて困ることはない。
スマホさえあれば世界とつながっている。
読書の本は必要だ。どれだけ読む気がでるかはわからないけれど。
水はたくさんお持ちください、という指示があった。薬の関係で、水をたくさん飲む必要があるらしい。もちろん、これも病院内に自動販売機はあるだろうが、最低限は準備。

アフリカの砂漠に行くわけじゃない。都会の大きな病院、不足すれば売店もある、そしてたったの2泊なのだ。

ゴロゴロ(引っ張る小型のケース)に必要分を詰め込み、いざ出発。
なんせ、コロナで蟄居生活をしていたから、2泊3日の外出を楽しもう。
しかし、避暑地から炎熱の都会への旅とは、これいかに。


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