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友、遠方より来る、また楽しからずや

10連休には否定的な私だったけれど、これだけ長い連続休日のメリットなのか、友人夫妻が来てくれた。
昨年秋に日帰りで来て以来だ。今回は1泊するという。

一人の泊り客はあったけれど、今回は夫婦2人の泊まり、となると寝具の用意も2人分となる。
一人の場合は、つれあいが使っていたベッド、といっても1カ月くらいの期間だが、を使ってもらう。
二人だと、一人がベッド、一人はその下に布団を敷いて、というわけにもいかないだろう。

昨年夏以降、泊り客がなかったから、寒い冬の間に、寝具は冷え込んでいる。それをお天気の日に干していかねばならない。

今回の友人は、ずっと年下だ。仕事を通じての友人だが、共通部分はフランスびいき、言葉を大事にする仕事、食べることが好き、といったことだろうか。

久しぶりに、フランスに対する思い、肯定的なものばかりではないが、思いは深い。また、最近のインターネット普及から、言語というものが大きく変化している、といった問題。まず、本が売れない、特に辞書といったものを、好事家ならともかく、若い人たちが手にしない、といったこと、
昔はレフェランスといえば、事典、辞典、年表、地図、といろんなものを参考にしたものだが、現在はインターネットであり、かつそれにでたものが事実であると簡単に信じる、といった傾向など。

久しぶりに現役の、それも最前線で働いている人との会話は刺激的であった。
会話は止まらず、いつもは7時には寝室に引きあげるのが、その日は12時をすぎてしまった。

不便な地に住むと、人の来訪は少ない。しかし、こうして長い休みに来訪してもらえるというのは、思いがけないプレゼントとなった。

だからといって、こういう強制的な連続休暇はこれきりにしてほしい。

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