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日本に女帝は現れないか

昨日の即位の儀式、剣璽等承継の儀には、皇位継承権のない女性皇族は出席できないというので、陪席した閣僚のなかには、ただ一人の女性片山大臣がいたけれど、皇族の方では皇嗣秋篠宮、と常陸宮の2人のみであった。

退位式のときも、上皇が退席されるとき、上皇后はそのすぐあとを歩かれるのではなく、剣璽などを捧げ持つ侍従が従い、そのあとを上皇后が歩かれるという光景は、なんとも奇妙な印象だった。

日本にも女性天皇はいたけれど、女帝というほどの権力もなかったようだ。

日本には西太后やエカテリーナ女帝みたいな存在は出ないのだろうか。
つまり、血統がつながっているのではなく、夫である皇帝が亡くなって、政権を担って、それが悪政であったのか善政であったのか、評価のほどは別として、君臨したのは歴史的事実である。

韓国の歴史ドラマをみていると、王が幼児の場合、母親が摂政となっていることが多いようだ。

日本では女性として、北条政子の名はよくあがるけれど、それほどのインパクトはない。

女性継承については、79%が好意的である、という調査結果がでた、と今日のニュースにでている。

もし、2、3年うちにこの女性継承が認められるとなれば、それまでに結婚されないことが条件だが、愛子さま、秋篠宮家の2人の内親王、にも可能性がでてくる。
いっそ、イギリスのように(ほかの王室でもあるが)、生まれてきた順序というように、ドラスティックにすればよい。

あるいは、摂政に配偶者をも認めるとなれば、雅子皇后にも、紀子様にもチャンスはでてくる。

日常生活に関係ないから、国民が意見を言う機会もないけれど、今のように、退位のお言葉も、即位のお言葉も、閣議によるものとなれば、男系である理由すらない、と思うのである。

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