SSブログ

綿棒は使わないで(2)

亡きつれあいの病気との関連を問うと、血液の病気だから、もしとてもご心配ということなら、血液検査をしてみますが、と一応は言ってくださる。

そうか、私の思い込み的症状なのか、と血液検査は辞退する。

そして、時間は過ぎたけれど、ぺこぺこにすいたお腹をかかえて、いつものレストランへと移動する。そこではおひとり様の食事で、店に備わった週刊誌を読むことにしている。
ある女性タレントのエッセーを読んだ。そこに女子トークとして、ホテルの備え付け綿棒での悲劇があった。
その女性、ホテルに備え付けの綿棒で耳掃除をしたところ、先っぽの部分が耳に残ったまま棒が抜けてしまった、というのだ。

棒が抜けてしまうと、もちろん、先っちょをとる方法はない。いやー、その状況の難しさは理解できる。
女子トークの結論は、ホテルに供えてある綿棒、シャンプー、歯ブラシ、品質がわからないから、使うべきではない。日ごろ使っている愛用品を持参すべき、というものであった。

日ごろ使ている愛用品といっても、綿棒の場合、100円ショップのものではないけれど、結構安価なものを使っている。抜ける可能性か、と心配になってきた。

お医者様は、綿棒や耳かきは使わないで、肌にクリームを塗るように、耳の中に油分を与えましょう、とアドヴァイスで、塗り薬の処方であった。
一つ利口になったのか、また加齢化現象が増えたのか、どちらともいえる。
nice!(0)  コメント(0) 

綿棒は使わないで

昨年後半から耳の具合がよくない。左耳の下になにかしこりがあるような、それが聴力にも影響しているのか、テレビなどが聞きづらくなっている。

しこりは時には大きく感じるし、時にはあれっ、消えたかな?と思うこともある。
しかし、昨年末のフランスではちょっと痛みも無視できない状態になったし、今日は心を決めて耳鼻咽喉科にかかることにした。

耳下のシコリについて神経質になるのは、亡き夫もそれで病気がスタートしたことによる。彼の場合、耳下ではなくアゴのリンパ腺だったかもしれないが、なにかシコリができて、それから次々に病気が増えていったという経緯がある。
結局、病気がわかったときはまだ難病指定にはなっていなかったが、その後しばらくして、新しい難病となったのだ。

そんな経緯から、もしかして同病なのかな?と思ったり、夫婦で同じ病気、それも難病とは珍しいのかも、これは村の風土病なのかな?村にそんな風土病があるとは聞いていないから、この別荘地限定なのかな?などと、私の空想力は限度がない。

1時間まって診察、先生は私が示す箇所をさわってみて、しこりっていうもんじゃないな、と言われる。腫れでもないし、と全くの否定形連発だ。
耳の中をカメラでみて、いや、耳の中が荒れている、いじりすぎだよ、綿棒使ってる?と言われる。

綿棒は使っている。毎日ではないが、洗髪するたびに、耳の中に残った水分をとったり、耳垢を除くためにも、念入りに使う。

それがよくないのです。この頃、耳鼻科では、あまり綿棒は使うな、と勧めているところでね、とのこと。特に高齢者は、耳の中の肌が油分がなくなり、かさついているところに綿棒で強くこするから炎症がおきやすいのだそうだ。
私の痛みも、このあれから耳下のなんとかという神経?が炎症をおこしている可能性があるという。


nice!(0)  コメント(0)