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綿棒は使わないで(2)

亡きつれあいの病気との関連を問うと、血液の病気だから、もしとてもご心配ということなら、血液検査をしてみますが、と一応は言ってくださる。

そうか、私の思い込み的症状なのか、と血液検査は辞退する。

そして、時間は過ぎたけれど、ぺこぺこにすいたお腹をかかえて、いつものレストランへと移動する。そこではおひとり様の食事で、店に備わった週刊誌を読むことにしている。
ある女性タレントのエッセーを読んだ。そこに女子トークとして、ホテルの備え付け綿棒での悲劇があった。
その女性、ホテルに備え付けの綿棒で耳掃除をしたところ、先っぽの部分が耳に残ったまま棒が抜けてしまった、というのだ。

棒が抜けてしまうと、もちろん、先っちょをとる方法はない。いやー、その状況の難しさは理解できる。
女子トークの結論は、ホテルに供えてある綿棒、シャンプー、歯ブラシ、品質がわからないから、使うべきではない。日ごろ使っている愛用品を持参すべき、というものであった。

日ごろ使ている愛用品といっても、綿棒の場合、100円ショップのものではないけれど、結構安価なものを使っている。抜ける可能性か、と心配になってきた。

お医者様は、綿棒や耳かきは使わないで、肌にクリームを塗るように、耳の中に油分を与えましょう、とアドヴァイスで、塗り薬の処方であった。
一つ利口になったのか、また加齢化現象が増えたのか、どちらともいえる。
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