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Not if, but when(起きるかどうかより、いつ起きるかの問題だ)

Not if, but when、これはアメリカCDC高官の発言だ。
語調がなにか馴染みがある。ただ、これだけでは訳しづらいな、と思っていたら、「起きるかどうかより、いつ起きるかが問題だ」とか「起きるかどうかより、それがいつかってことよ」などど、訳出されているのをみて、ああ、そうだ、英語の勉強をしているとき、さんざ、not何々、butなになに、で例文を書かされたあの構文だ、と思い出した。

アメリカももはや起きるかどうかの可能性ではなく、いつ、という期限の問題となっている。
アメリカはしっかり検疫が施されていると言っていたトランプ大統領も、ペンス副大統領をトップとする対策本部を立ち上げたのだとか。

アメリカにはCDCという組織があるから、予防は完璧で、アメリカに入ったとしても蔓延することはない、みたいなことを言っていたけれど、やっぱりそれではすまないようだ。
そもそもCDCと日本でも略語で言われているが、アメリカ疾病対策センター、あるいはアメリカ疾病予防管理センターと訳されている。

日本ではもはやnot if, but whenなんていうステージではない。already happendだ。

昨日は、3月2日からの全国小中高の休校を要請なんてことになり、国立博物館も休館、いろんな催し物も中止、延期になっている。国立博物館は国立だが、催し物などはプライヴェート、自粛という名のもとに、いわば強制でもある。

国の要請をどう解釈するかは団体次第なのだろうが、たとえば、カトリック教会はどこからの指示かはしらねども、3月1日、8日のミサ、中旬までの各種会合・催しを中止する、というお達しがあったようだ。

ある成人教育の講座をもっている友人は、3月初めの最終講座は休講ということになったそうだ。
九州に住む姉は、ストレッチ教室、麻雀の会がなくなった、とぼやいている。

東京マラソンがプロ的な有力選手以外の参加のない大会にする、参加の認められない一般のランナーの参加費は払い戻されない、ということでエーっという声が上がったけれど、マラソン大会の場合、ランナーはそれを承知しているのだそうだ。
それは茨城県でのマラソン大会が中止になったと、がっくりしながらもあきらめた友人の言葉である。「私の場合、地方の大会だから会費なんてたかがしれているけれど、東京マラソンはね、参加費が高いから。。。」

海外旅行をあきらめた人、ペンディングにしている人、スポーツクラブにいけない人、マスクが買えなくて困っている人、
それよりも、働いている場所が閉鎖になったり、休業になったりして収入の道が閉ざされたひと、
今、身近に新型肺炎に罹病した人はいないけれど、各自、いろんな困ったを抱えている。
地元の観光ホテルなどは、春の鳥どころではない、閑古鳥に占拠されているという。

早くいつ終わるかの目途をつけたいものだ。
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一動一休

一動一休、この言葉は日曜日の朝日新聞で見つけた。大分県に住む86歳の男性が寄せられた言葉だそうだ。
一仕事をすませれば一休み、ゆっくり休みながら仕事をするようになった、というようなことだ。

彼の年齢より若い私だが、この言葉、実感している。
昔は、この表現は使いたくなくても使ってしまうが、これだけのことをしなければならない、あるいはしよう、と思った時、一挙にしあげないと気がすまなかったし、できていた。

この数年、思ったことをやれないうちに気力、体力がついていかない。
一動もいかない。半動で一休、二休となって、仕事がはかどらないことはかばかしい。

歳をとる、というのはこんなことよ、と言われるし、自分でもそう思うのだが、何をして日々をすごしているのか、なにもできないうちに日々がすぎていく、と無力感に陥る。

一動も午前中でなければ、午後はもう無動状態になる。ソファに横たわって、もう動きたくない。

無動全休にならないように、こころせねば。。。
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新型コロナにかかわる話題

80代の高齢女性と話した。話題の中心はやっぱり新型コロナ。
その女性がひとしきりヴィールスに対する恐怖感を話したあとで、閑話休題、と話しを変える。
「新型コロナ」と言われるたびに、私は「湯沸かし器」、と続いてしまうのだけど、あなたはどう?と聞く。

「新型コロナ湯沸かし器」?なんだか耳にしたことがあるような気がする。
そういえば、昔、いまのように家全体の給湯設備がなかったころ、まずは台所にガスで湯をわかす給湯器がつけられた。あれはコロナという会社のものだっただろうか?
今、メディアでもそんな結び付けはしないけれど、コロナという会社はもう存在しないのだろうか?

あの給湯器、なつかしい。台所について、食事の後片付けがお湯でできるようになり、女性の仕事がずいぶん楽になった。それまでは、鍋や薬缶でお湯を沸かし、食器洗いの一部分をそのお湯を使ってしたものだ。

洗面については、お風呂の残り湯を使ったり、台所のこの湯沸かし器から洗面器にお湯を満たし、それを洗面所までもっていって洗顔していたものだった。

高齢者って、かかると重篤になるっていうでしょ、外出ができなくなってしまったわ、とまた話は新型肺炎に戻る。
倦怠感と発熱っていうけど、倦怠感はいつものことだし、ちょっと風邪気味になれば37度はすぐに超えるのよ、と話しは続く。

お医者さんに行くったって、タクシー呼んでも事情を言えば来てくれないかもしれないでしょ、自分で運転していけるか、途中で気でも失ったらと思えば運転できないわよ、近くの病院に気密設備のある病室なんてないだろうし、延々と心配な条件が連なっていく。

ねえ、新型コロナ、パブロンとルル、どっちが効くと思う?のどの痛みにはノドヌールでいいかしら、軽症の間は市販の薬に頼らざるを得ないんでしょ、テレビではそうは言わないけど、お医者さんに行くな、っていうから、処方薬はもらえないのよね、、、、。

いろんな疑問点は私ももつものだ。しっかりした回答をだせない私に失望したのか、あなたも気をつけなさいよ、後期じゃなくったって高齢者なんだからね、というせりふで会話は終わった。
疲れた。この倦怠感はもしや?????
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クルージングの魅力とは言えない事実

今回のCOVID-19による問題のなかで、クルーズ船ダイヤモンド プリンセス号は予想を超えた問題重大化を招いたが、クルーズ船のもつ問題も明らかにした。

クルージングの旅行は、今や旅行スタイルとしては理想的なものと扱われている。
荷物をもって移動する必要もなく、船には様々な娯楽の設備があり、食事もすばらしい、昼間は観光、寝ている間に移動、と時間の無駄もない。夜にはおしゃれをして豪華な夕食、そのあとはダンスパーティや劇場でのショーを楽しむ、そんな旅行を一度はしてみたかった。

一度はクルージングをしたことはある。それは今や30年以上も前のことで、当時は現在のような豪華船ではなく、いわゆる船の形をしていて、船上にプールなどはなかった。
コースもせいぜいエーゲ海、カリブ海程度であったような気がする。

私がしたのはエーゲ海クルージングだ。中東にいた姉の一家が夏休みスタートする最初にエーゲ海クルージングをすることに決め、母を招待した。
当アテネで会うとなったのだが、年よりが一人でアテネまで来るのは大変だろうと、私も付き添いとして招待してくれたのだ。

当時もクルージングはそれなりの料金だったので、無料招待に喜んだのだが、地獄の沙汰も金次第、ほどではないのだろうが、船では料金次第でその快適度が全く違う。

今回のクルーズ船でわかったと思うけれど、料金次第で、ベランダ付きの広い部屋もあれば、窓無しの狭い部屋もある。バス付、シャワーのみ、海側、廊下側、上階、下階、お金次第でコンフォートさはでてくる。

詳しく覚えてはいないのだが、姉一家と母と私の部屋は、機械室に近く、油のにおいもするし、機械音がズーンと常時していたし、窓は部屋の上部に丸い小さな窓があるだけだった。
イメージと違う、と姉にクレームをつけると、二人招待だから、部屋のグレードを落としたのよ、と言われた。

クルーズにかかる料金はこれだけではない。いろんな観光地に泊まって観光をする、これは別料金だし、そして下船のとき、スタッフにお気持ちを、とチップが求められる。
前日のディナーのときか、封筒が配られ、たしか1日あたり10ドルほどが望ましいなどといわれたような記憶がある。
チップは各自もちね、と姉から言われ、買い物用に準備してきたドルを母の分もあわせて、下船時に私たけれど、詐欺にあったような気分になったものだ。貧乏人むきではない、と実感した。

今回のクルーズ船、思わぬ滞留となったけれど、その分の費用はだれがどう負担するのだろう。
皆さん、どれだけのチップを残していくのだろうか、など、余計なことだけれど、報道されない事実も知りたい。
引退後、つれあいに世界一周のクルーズに行ってみようよ、と誘ったけれど、あれはお金持ちのするものだ、年金生活者には無理だ、と一蹴されたのが思い出される。
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がんばれ、ブティジェッジ氏

アメリカ国民でもなんでもない私が、ガンバレと言っても、何の役にもたたないけれど、今年のアメリカ大統領選挙では、外野というより場外から民主党のブティジェッジ氏を応援している。

最初に彼の名前を見たとき、目が薄くなったせいで、細かい部分が見えず、ブをプと間違えた。ブティではなくプティと読んで、ああ、フランス系の人なんだわ、と思い込み、後半のジェッジもフランス語のjuge(判事)をジャッジと読み間違えていた。

それがButtigiegというスペルであること、読み方はアメリカ人すらどう発音すべきか苦労していること、などが報じられ、えっ、プティジャッジじゃないんだ、と理解した次第である。

なぜ、彼を応援したいのか、それはやっぱり若さなのかもしれない。丁度、ミシェル・オバマ氏のマイ ストーリー(原題Becoming)を読んで、バラク・オバマ大統領誕生の経緯を垣間見た時、若い大統領のバイタリティは、貴重な素材だと思ったからだ。
経験はないかもしれないが、それをカバーする知性は十分だ。

場外からは勝手なことが言える。
彼が同性愛者であること、移民2世であること(父親はマルタ出身)、マイナスになりかねない要件であるかもしれないことを、しっかり公表してそれをマイナスにはしていない。

場外は場外で、トランプ大統領のやり方にうんざり、腹立たしい思いをしている。
こういう候補が現れるアメリカ、アメリカの大統領選挙は摩訶不思議だけれど、思いがけない結果があるのもアメリカだ。

彼の名前の読み方は、ブティジェッジで表記されるとのことだ。

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アンティのマドレーヌ

赤ちゃんのときから5-6歳までベビーシッティングした女の子がいる。今では立派なティーンエイジャーだ。
今では別々の場所で生活しているから、会うことも久しくないままだが、彼女の誕生日にはカードを送るなり電話をするなり、毎年コンタクトは欠かさない。

今年も電話した。もう手元不如意でプレゼントを贈ることもできないが、何かしたい、と思っていた。彼女いわく、「アンティのマドレーヌ」を食べたい、という。

「アンティのマドレーヌ」、アンティという呼称は、姉の子どもたちから始まった。甥たちから叔母である私を叔母ちゃんではなく、アンティと呼ばせることに、何か外国っぽいかっこよさを感じ、それ以来、甥姪に限らず、幼いものには私をアンティと呼ばせていた。

その私の唯一作れるお菓子がマドレーヌだ。
マドレーヌはとても簡単に作れる。少なくとも私が知っているレシピーはそうだ。
チボー家の人々に出てくるマドレーヌのレシピーがどうかは知らないが、形も平凡で、貝殻形はしていない。
材料は薄力粉、砂糖、バター、卵の4種、それぞれが同量だ。キャトル・キャトルというフランスのお菓子はあるが、材料は全く同じだ。

手作りだから愛情がこもっている、という人もいるが、愛情は特別こめない。簡単だから作るだけだ。
バニラエッセンス、あるいはこの頃抹茶を加えることはあるが、基本的に上記の4つの材料だけで作るから、いつでも材料は入手でき、だいたい冷蔵庫にある。
ただ、この頃の特別材料は産みたて卵だ。前橋の友人が入手してくれる。それを使ったマドレーヌは特別おいしい。

友人の一人が言った。「アンティのマドレーヌ」で商標登録をしたら?と。いいアイディアだが、このマドレーヌ、売り物ではないし、注文受付もしない。ただただ自分の気の向くままにだ。

今回はご注文に応じた。友人から卵を入手したこと、気持ちがのっていること、女の子の注文がうれしかったこと、まだ私にできることがあったこと、やる気を起こさせた。

この頃は必要とされることが少ない。
女の子にもちろん送った。ところがいささかのトラブルが伴った。住所を間違った。引っ越したことは知っていたのだが、うっかりと旧住所で送ったのだ。
宅配便に連絡をすると、旧住所の宅配ボックスにいれてしまったという。宛名を確認しないで住所だけで処理した宅配にもミスがあるけれど、住所を間違った私のミスがもとだ。

産みたて卵で、作りたてを送ったはずが、2,3日遅れの到着となった。
これでは「アンティのマドレーヌ」はプロ化できるはずがない。

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ミシェル・オバマの「マイ・ストーリー」を読んで

今年はアメリカ大統領選挙の年である。
アメリカの大統領選挙のシステムはどうもわからない。
世界で最も影響力のある人間の一人であるアメリカ大統領、あんなにわけのわからない方法で選んでいいものだろうか?と思うのは、私の無知ゆえであって、あの制度、もっとわかりやすいものに変えようという動きはないらしい。

同じ大統領でも、アメリカよりもっと権限が強いといわれるフランス大統領選挙なら簡単に理解ができる。予備選挙というものがない。立候補に推薦人が必要とか、供託金とかもちろんあるけれど、クリアするのがそんなにむずかしいものではないから、1回目の投票にはけっこう人数がいる。そこで過半数を得る候補者がいなければ、上位2人で決選投票、1票でも多いほうが当選というわけだ。

アメリカは広大な国土、大変なお金と力を使っての長い選挙戦を戦って選ばれるのだから、それは立派な人物が選ばれるのかというと、結果はそうでもないケースもある。
しかし、いったん選ばれると4年間、現職の強みで再選されればさらに4年間、その大統領を受け入れない人にとっては暗黒の年が続くことになる。

ミシェルの夫、バラク・オバマは2008年から2期8年間、アメリカ大統領だった。
この本は、ファーストレディとしての自伝だが、幼少時からどういう両親で、どんな家庭であったか、どんな教育を受けたか、どんな思想をもつようになったか、原題がBECOMINGだから、そういう生い立ちを詳細に書き記している。

バラク・オバマにその妻ミシェルは、私にはとても好ましい大統領夫妻であった。
興味をもって読み進んだ。人名、地名になじみがなくて大変な部分は仕方ないこととして、原文がいいのか、翻訳がいいのか、こちらが興味をもっているからかなのか、読みやすかった。
これはヒラリー・クリントンの自伝と比べてのことだが、ヒラリーの本は途中であきらめてしまった。

アメリカははたして民主国家といえるのだろうか?と選挙制度をみて思う。なら、日本も民主国家と言えるか、と言われると、すべての面でそうだとは言えない。

首相が直接選挙ではなく、国会で選ばれるという点での弱点はあるし、それが強みになっているのかもしれないし。
なぜ、首相は直接選挙でないのか、それは直接選挙で選ばれたとき、天皇の存在とどちらが優位であるかという問題がでてくるからだそうだ。

この国の制度が完璧です、なんて制度はいまのところありそうにない。どの国も制度と実態になにかの矛盾がある。

ミシェル・オバマは大統領夫人であったから、大統領としての能力の有無は判断できないけれど、彼女が黒人としては最初でないにせよ、女性としては最初の大統領になるかもしれない、という期待はあるらしい。私もとても期待しているのだが。
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COVID-19

新型コロナウイルスによる病気の名前が、WHOから発表された。
COVID-19というのだそうだ。日本語ではどういうのか、今まで通り、新型肺炎というのか、コーヴィド19と呼ぶのだろうか。

SARSやMERSのようにシンドローム(症候群)という言葉が使われていないが、それはどうしてなのか、医学者でない私にはわからない。

COがコロナから、VIがヴィールス、Dがdisease(英語で病気の意)、それに発生年の2019の19を組み合わせたのもだという。
シンドロームなんて言葉を使うと、チャイナ・シンドロームなど俗称ができはしないか、と恐れたのだろうか?

毎日毎日、テレビの報道番組ではこの病気について、あれやこれやと解説してくれるのだが、なんともわからない。
コロナウイルスというのは、肺炎を起こす呼吸器系の伝染病には常にみられるウイルス型のようだが、今回はそれがニュータイプらしい。

新型だから、ウイルスは特定できたとしても、その治療法はまだわかっていないし、ワクチンなど2年くらい先の話になるらしいのだが、治療法もきちんと決まっていない病気にかかるというのは、やっぱりこわいものだ。

治癒して退院されている方もいるというが、どのような治療法を用いられたのだろうか。

識者はそれぞれうなずけるようなことをおっしゃるけれど、これ以上、患者が出てきた場合、重症者は病院に、軽症者は自宅で、病院には殺到しないように、などとおっしゃるけれど、軽症者がいつまでも軽症者であるわけではなく、医者の治療も自宅で受けられないのでは、自然治癒でも期待しろということか?とテレビを見ながら毒づいてしまう。

以前、何かの伝染病で、どの港にも寄港できず、放浪しつつ、船に乗った人たちが全員病気で亡くなる、というような映画があったようななかったような。
ウイステルダム号だったか、日本、香港、タイと寄港を断わられていたが、カンボジアが認めたという。ああ、よかった、とほっとした。

水際作戦とはそんなものかもしれないが、寄港もさせないというのがどんなものか、安っぽい人道主義と言われても、なんだか納得できないでいる。
船籍の地まで帰らなければならないというが、オランダであったり、パナマであったり、そんな遠くまで無寄港で帰港できるものだろうか?

チャーター機で帰り、宿泊所にいた人たちの一部が解放(この言葉が適切なのかどうか、は別として)されたのち、自宅のない人には、東京都が都立住宅50戸を提供するのだとか。それで後発組にも十分なのかは知らないが、行き所ができてよかった。
いつまでなのか、先がみえないけれど、所属機関のない方たち、生活の手段はあるのだろうか?と心配ばかりしている。
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認知機能検査はやっぱり必要?

今日は思いっきりショックを受けている。
今朝、認知機能検査を受けた。
昨夜は早目に就寝、6時起き予定だったが、5時前に目が覚め、BS3の音楽番組を見ながらとろとろ、ちなみに、今朝は2台のピアノでベートーベンの第九交響曲を弾くという番組で心地よい時間だった。6時の目覚ましで起き上がったが、睡眠充分とはいえないけれど、そう目覚めが悪いわけではない。

今日の夜から雪の予報はあるけれど、いまのところ道路に雪はなく、早朝の運転ではあるが、心配することもなさそうだ。
充分に時間をとって、とても早目に会場に到着。気持ちの上では余裕しゃくしゃく。

あえてインターネットに出ているという認知機能検査の問題はみなかった。見なくても大丈夫、という自信もあったのだ。
するべきだった。記憶力の問題よ、16枚の絵をみせられて、絵にかかれた物が何かをちょっと時間をおいて書かせるの、という検査のやりかたも知っている。

合計9名が今日の検査を受ける。男性7名、女性2名、いずれも私より高齢そうだし、一人は送迎付きとくるから、いっそ検査も受けない方がいいのでは?と思う余裕もあった。

それなのにそれなのに。。。。。

4つずつ示された絵4枚、物体の名前も種類も大きな声で説明され、容易に覚えられるものばかりだ。

それなのにそれなのに。。。。

出てこない。最初はすらすらと書いていたのに、ある瞬間から何が書かれていたか思い出さない。

これが認知機能の低下なのか。

もちろん日々の生活のなかで、固有名詞ばかりではない、普通名詞だって出なくなったし、記憶力の減退も感じている。
しかし、漫然とした生活のなかではなく、ちゃんと意識して16の物体を認識していたのに、それが数分後には思い出せないとは!!

そして時計を描く、という出題で大きなミスだ。こんなのやさしい、と丸もきれいな丸を書き、数字の配列もきちんと書き、言われた時間も正確に書いたはずだったのに、長針と短針を逆にした。

インターネットで予習すべきだった、と思ったけれど、これが私の現実なのだと思った。
大丈夫と信じ込もうとしているけれど、現実はこうなのだ。

総合的にどう判断されるかわからないけれど、自分を過信してはならない、という教訓を得た。
おそらく運転は止めた方がいい、というほどの数値ではないと思うけれど、今日得た教訓は大切にしなければ。

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新型肺炎、私にも影響

連日、ニュースのトップそして大部分を占める新型肺炎、SARSとは違って、まだ決定した名前はなさそうだが、外国ではコロナウイルスと呼ばれているようだ。

インフルエンザの予防と一緒で、というより、コロナウイルスに特定した治療法やワクチンが見つかったわけではないので、一般的な対処法、うがい、手洗い、そしてマスクの着用がせいぜいの対処法らしい。
マスクが売れて売れて、売り切れ状態、争奪戦も起きているというニュースに、我が家の在庫を調べてみた。
私はあまりマスクを使わない。もったりした湿気をもつのがいやなのだ。亡くなったつれあいは、風邪予防や自分の咳を振り散らさないために、やたらマスクをつけていた。その名残がストックとしてあったのだ。

当地は、いわば隔離されたような状態なので、人との接触も少なく、マスクの必要性は感じない。
でも、都会に出かけるときに必要かも、と一応すぐに手にとれるところに置いておく。

ここに住んでいる限りは関係ない話、と思っていたのだが、直接的にではないが、関係するところもでてきた。
昨夜、友人からメールがくる。友人の息子は、いま中東に出張中なのだが、明日帰国予定。そしてそのあとミクロネシアに出張予定だったのだが、ミクロネシアが、感染国からの入国を認めないので、出張キャンセル、という。

そしてフランスの友人からは、自分が直接そういう扱いを受けたのではないけれど、フランス人の亜細亜系に向ける視線が厳しいし、きつい言葉もかけられるケースが多くなった、というのだ。
フランスのニュースでもやっていた。やっぱりそうなのだ。

彼らにとって、日本人、中国人、韓国人の違いはわからない。私もわからない。それだけじゃなく、東南アジア系の人との区別もつかないらしい。
一括して、今回は中国からの発病だから、中国人扱いにされて、病原菌、と悪口をいわれるわけだ。

友人は聞いてくる。この騒動、いつ終わるの?そんなこと、私は専門家でないし、わからない、というと、この騒動が終わるまで、旅行はやめよう、という。
連休あけ、オリンピックスタート前の期間に海外旅行を企画していたのだが、外国で冷たくされるのはいやだ、というのだ。悪意のある意地悪もあるというニュースにおびえている。

様子を見ましょう、ということで話はついたが、本当にこの騒ぎ、いつ終わるのだろうか。
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