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宗教って何?(7):日韓トンネル

今日の朝日新聞に「日韓トンネル、教祖の悲願」という記事が載っている。
前統一教会の記事がいろいろ展開する中で、日韓トンネルが出てきたときにはびっくりした。

福岡県出身として、韓国は近い。このトンネルの話がでてきたときには、単純に、日本列島と大陸がトンネルでつながる、ヨーロッパへも鉄道でいける時代になるのだ、と期待した。
その裏にこんなスキャンダルが絡んでいるとは思いもしないし、疑いもしなかった。

記事によると、構想なのか、もうプランはできていたのか、「国際ハイウェイ」なる団体が1982年に設立されという。

それより先か後か、ヨーロッパでは、英仏海峡にトンネルを作って、大陸と英国を鉄等で結ぶというプランがもう実現したか、しつつあったか、記憶も定かでないが、検索すると1994年5月6日開通式とある、そうしてみると、1982年なら着工していることもありうる。
冬場の厳しい気候条件にある英仏海峡、地下にトンネルを掘れば、気候に左右されることはない。
フランスから英国へ最後に行ったのは、母と一緒にウィンブルドンテニスを観戦するためであったが、たしか、フェリーを使った。一度もこのトンネルを使ったことがない。

英仏海峡ですらトンネルができたのだから、韓国までのトンネルができないことはなかろう、と単純に壮大な計画を喜んでいた。
そのあと、話題にあまり上らないこともあって、記憶から失せていき、今回の旧統一教会騒ぎで、亡き教祖の悲願であった、などという事実を知ったのである。

最初の海外旅行は横浜からナホトカまで船旅であった。そのあとシベリア鉄道に乗り換え、途中から飛行機でモスクワ入り、という、当時もっとも安価なヨーロッパ行だったけれど、それが、近場の福岡(当時、トンネルができるなら福岡と信じ切っていた)からであれば、西鉄で福岡に行きさえすれば、ヨーロッパまで行ける、と単純に思い込んでいた。

鉄道にしても、いろんな規格があって、日本で乗った鉄道でヨーロッパまで行けるわけではないが、世界一周80日間ならぬ、実家からパリまで何日間で行けるのか、想像していたものだ。

単なる資金集めの大がかり詐欺だったのか、日本からお金を吸い上げるための絵空事だったのか、1982年から2022年にいたる期間の推移をもっと知りたいものだ。
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