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今日のうれしいこと

毎日、なにかうれしいことを見つけることにしている。
朝のコーヒーがおいしく感じた、とか、ヨーグルトにいれた自家製ジャムが具合よかった、から、なにか小さなことでも、うれしいと感じれば、それを口にだして、なんども言う。

今日のうれしさは、ちょっと書きたい気分になるものだった。

今日はタイヤの交換に行った。例年というか、数年前までは5月の連休明けまで待っていたのだが、このところ、4月半ばには冬タイヤを夏タイヤに交換する。
今朝、タイヤ屋さんに行った。予約はしないお店、今日は混んでいるかもしれないし、そうではないかもしれない。
いずれにせよ、交換していただく間の待ち時間のために、まずは新聞を購入していく。
(配達のないところなので、毎朝、6キロのところにあるコンビニで購入する)

2台ほどの先客があった。予定の範囲だ。
新聞を広げて読み始めると、事務を受け持つ奥さんが、朝日新聞ですか?と聞いてくる。
この地は上毛新聞が普通で、なかなか全国紙はおいていない。
コンビニで買ってきたの、と新聞の値上げ情報も含め、しばらく新聞の話を一方的にする。

先客が帰っていった。テーブルには新聞が散らかっている。そこに上毛新聞以外に朝日新聞があった。
先客は上毛新聞は広げていたが、朝日は手つかずであった。

あら、朝日がある、というと、今日は私が来るかもしれない、とご主人が準備していたのだそうだ。
予約制ではないから、電話もしない。
今日行ったのは、4-5日に友人と出かけることになっていたため、もしもの降雪を警戒して、タイヤを冬用のままにしていたのだ。

テレパシーなのだろうか?まさか!
タイヤの交換は年に2回、冬から夏、夏から冬だけだ。
しかし、こちらに移住して、もう20年近く、とすれば40回くらいあっているのだろうか。

そのたびに雑談をする。そのときに新聞の話になったことは覚えている。
自宅への配達がないこと、夕刊がないこと、都会から移住したばかりのときに、不便で仕方なかった。
朝日新聞に忠実なことも話したのかもしれない。

それにしても、そんな会話はそのときばかりのことなのに、彼らが記憶していてくれたこと、そして新聞を準備してくださったこと、かれらに抱き着きたい気分だった。

こんなうれしいことが、ここの生活には常にある。
けれども、今日のうれしいことは、やっぱり特筆すべき嬉しさなのだ。
タイヤが冬用から夏用に変わったからではない、運転の爽快さが感じられた。
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