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国際郵便料金の高さにショック

今朝、勇んで郵便居へ行った。フランスの友人に本を送るためだ。
この頃、宛先は手書きではだめで、局でインプット、そして印刷されたものを使う。
前回は昨年秋、カレンダーを送ったときだ。
10月のことで、前回インプットしたデータは、6か月以内しか保存されないという。
改めて、データ入力、そして送付の方法を選択することになる。
EMS(書類と物品)、国際郵便、なにやらかにやら、いくつかの方法の中で、対象国に有効な送付方法だけライトがつく。

今日はEMSのほかに国際郵便もライトがついた。
選択肢が増えた。EMSというのはとても高い。国際郵便だともっとリーゾナブルかもしれない、と料金をチェックしてもらう。
ところが、ところがである。国際郵便の航空便はEMSより高かった。

送りたい本は2冊、単行本1冊と文庫本1冊だ。
国際郵便とEMSの差は200円、いずれにせよ、4000円に近い金額になっている。

本は友人からいただいたもので、本の代金は出していない。
だから4000円、出せばいい、のだ。

昔を知っている人間にとって、そう簡単に考えられない。
以前、どれくらい以前になるのだろう、は書籍の送料というのは優遇されていた。内容がすこしエロっぽくても、漫画(これを言うと差別になりそうだ)であっても、書籍と書けば、優遇された料金で送ることができた。
SALという制度もあった。

今、いつからか、はっきり記憶にないけれど、SALがなくなり、限定された送付の方法で、かつ料金は高くなっている。

送る相手は、フランス在住が長く、もうフランス語の書籍も日本語以上に読んでいるらしい。
だから彼女が読みたいかどうかはわからないのだが、私が読んでほしい本なのだ。
パリにジュンク堂があるらしいが、この国際情勢下では、書店の本も値上がりしているに違いない。
まあ、アマゾンで取り寄せなどもしているかもしれないが、自分が読みたいと思う本以外に、他人からのおすすめの本は、意外性にとんで、面白いこともある。面白くないこともあるけれど。

今日は送ることをあきまらめた。
しかし、車の中で考えた。
九州の兄に、小包を送ったけれど、1300円ほどかかった。
4000円弱の送料、九州とフランスの距離を考えれば、高いといえるだろうか。
この国際情勢で代金がアップしているのはわかっているし、郵便という制度そのものが効率の悪いものとして、衰退している。その中での配達までついたサービスを要求しているのだから、これを高いというのはどうなのだろう。
郵便局員の方は、高くてすみませんね、と謝っていたが、謝ることだろうか?

結論、明日、郵便局で送ることにする。
フランスの友人よ、楽しみにしていてね。
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