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献血できませんでした

今日は2か月に1回の、持病薬を処方していただくために山から下りた。
生来、健康というのか、図太くできているというのか、今でいう「かかりつけ医」となるのだろうか、このお医者様が定期的に通う唯一人の医者である。
かかりつけというほどの懇意さはない。2か月に1回、ほんの1,2分の問診で終わるのだが、前回、採血をしたので、その結果を説明してくださる。

数値がよかった。問題はありません、との診断。
日々、規則正しい生活、酒もたばこもたしなむことなく、夜更かしもしない、食事は手作り、体重がちょっと増え気味だが、正常値内。きちんとした生活の評価が数字でも出た。

ガッツポーズをすると、医師が笑う。
その笑いにちょっと脇道にそれた。献血してもいいですか?と問うたのだ。

若いころは定期的に献血していた。日本赤十字社から表彰されたこともある。
しかし、狂牛病が流行していたころ、欧州に滞在していたことがあって、それ以来、献血はできなくなっていた。

このところの血液不足に、心痛み、老齢ながら一滴でもお役にたてれば、という気持ちのあらわれだ。
「おいくつでしたっけ?」とカルテを確認される。うーん、できるものかな?

結論はできなかった。女性は69歳が限度なのだ。
「いやー、残念ですね。これくらい血液の数値がよければ、十分いけますけどね」
「血液の濃度も量も69歳以下とお認めいただければ。。。」
「それはやっぱり無理ですよ」

というやりとりで、結局はあきらめた。社会貢献はなかなか難しい。
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