SSブログ

王室の在り方

今日はイギリスの王孫ウィリアム王子の妃キャサリンの出産でもちきりだった。第3子、男児である。しかし、イギリスでは生まれた順序での王位継承になっているので、姉のキャロリンが継承権では先行するのだそうだ。

36歳のキャサリン妃、3800グラムの赤ちゃんを出産して7時間後には退院、それもハイヒールをはき、ヘアもきれいにまとめ、メーキャップも完璧というので、なんだこれは、というような驚きに声もある。

姉がその昔、2児をイギリスで出産した。最初の出産の直後に訪問したのだが、駅まで姉が自分で迎えにきてくれたとき、びっくりした。出産の数日後のことだった。
姉も初めてのことで、イギリスのやりかたに驚いていた。出産直後にシャワーを浴びさせられ、歩け、歩けと言われるのよ、産道なんか、まだ血がでていそうなのに、と言っていた。
自宅から駅までの道もアップダウンがあって、休み休み、もうだめ、もうだめ、と言いながら歩いて戻ったのだ。

私には出産の経験がないので、その大変さがわからない。イギリスは特別だというけれど、フランスあたりでも、産婦に負担がかからない出産を、としているようだ。日本の出産は、有痛が当然という思想なのね、と言われたことがある。

出産方法はともかくとして、イギリス王室の開放度、だんだん進んでいる。1か月後にはヘンリー王子の結婚式がある。お相手はアメリカ人、離婚経験者だ。
こうなると、ウィンザー公のことも思い出す。「王冠をかけた恋」などと話題になったけれど、見方をかえれば、責任放棄でもあった。
離婚経験者との結婚というのは、以前ではタブーであったはずなのに、王位継承者のチャールズ王子にして、ダイアナと離婚、昔の恋人カビラ夫人(既婚歴、離婚、子どもも孫もいる)と再婚している。

こういうイギリス王室、日本がいくらかモデルにしてきたところもある王室が、こんなに開放されているのだ。その開放性を日本の皇室にも適応させてはどうなのだろう。
皇位継承を男子に限ることもなく、またプリンセスの結婚相手の母親の借金がどうのこうの、ということもなくなるだろう。
そこまで、日本は特殊な国であるべきなのだろうか。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。