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思い違いが重なると。。。

取引銀行から印刷されたはがきが届いた。そこには!国際キャッシュカードサービスは2018年3月末で終了となります、とある。

なんでこんなに突然に言ってくるのか。ちょっとパニックになった。外国で使えなくなるのか、と解釈したのだ。
外国で買い物ばかりでなく、時には現地通貨も引き出すことがある。この頃は日本で準備していくが、いつ、直接引き出すということもありうる。

銀行はデビットカードに切り替えませんか?と次に書いてある。デビットカードというのは、テレビなどの宣伝で、少しは使い方を知っている。少額であってもこれで支払えるし、クレジットと違い、即座に引き落としになる、と解釈している。

その辺で、クレジットカードとすっかり思い違いをしていた。

銀行へ行った。そのはがきにはパソコンで処理できるとあるけれど、私にはできない。いらいらするのが目にみえている。直接主義なのだ。

フロアには案内の女性がいて、すぐに声がかかった。用件を話す。インターネットバンキングをご利用でしょうか、との問い。しません、と短く返事をする。その思いは、(インタネットバンキングをしているくらいなら、直接銀行へくるわけないでしょ)だ。

そこでいくらかの会話をしていると、私はまるっきりクレジットカードを国際キャッシュカードと間違っていたことがわかった。キャッシュカードだけならわかるのだが、国際がつくと、まるっきり別物に考えていた。
フロアレディに言われてキャッシュカードを出すと、internationalとついている。お客様のカードは国際キャッシュカードでございます、と言われてしまった。

この頃、この銀行の口座は、クレジットカードの引き落としだけで、現金を出すこともなく、国際キャッシュカードとしての機能を持っているなんて、気をとめたこともなかったのだ。

海外でのことはクレジットカードでこれまで通りにできる、というし、このキャッシュカードは海外ATM現地通貨引き出し機能は使えなくなるが、国内のキャッシュカードとしての機能は持ち続ける、というので、それでいい、と思った。

しかし、銀行の人は、このキャッシュカードが非常に古いこと、つまり銀行が合併して現在の呼び名になる以前の銀行カードなのだ。
新しく作り替えることに異存はない。しかし、そこでまた問題だ。銀行に届けた印鑑が必要というのだ。旧カードの保持者であり、身分を保障するもの(免許証など)も持っているけれども、それでは十分ではない、という。

なんだかんだと、十分にいらいらする会話のあとで、結局は勧められた手続きが完了しないというので、私のいらいらが募っていった。
結構、切り口上の話し方をしたのだと思う。例えば、大変お待たせいたしました、という言葉にたいして、はい、大変お待ちしました、といったふうに。

銀行を出て、ちょっと考えた。キャッシュカードに国際がついていたのは、銀行としては当たり前の表現なのだろう。それを国際クレジットカードと誤解したのは私だ。
古すぎるキャッシュカードを新しくしては?と勧めるのも、銀行側としては当たり前のこと。
そこに銀行印が必要なのも、銀行として当然の手続きだろう。

遠隔地に住んでいるから、銀行まで来るのが大変だ、というのは私の個人的事情。年よりだから、インターネットを使えない、というのも私のサイドの問題。年よりでもなくなったつれあいはインターネットバンキングを利用していた。

あーあ、きっと私は今日の嫌な客、ワーストテンの一人だろうな、と反省したのである。


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