SSブログ

若かったあの頃

今日は東京からの友人を迎えた。1日、仕事を休み、軽井沢まで新幹線、そこから我が家まではレンタカーで来てくれた。

我が家をとても懐かしいと言ってくれる。最後に来たのはいつのことか、はっきり特定はできないけれど、一緒に来てくれたフランス人の友人は、もうなくなってしまった。

庭が変わったという。以前は庭にテーブルを出し、そこで食事をしたのだ。その場所は今ではバラが占拠している。木々が育っているので、様子が一変しているのだ。浅間も見えたのに、と友はいう。

今日は蒸し暑い。東京に比べればまだましだが、それでも外気は熱をおびている。
食事はベランダ、せっかくだから庭を見ながらにしましょう、とする。

この頃の暑さが話題になる。でも、昔、39度という暑さのなか、テニスをシングルスで2時間したこともあったわよね、あのころは若かったのね、と回顧する。

勤め先にはテニスコートがあった。夏になると、本国へ休暇で帰る人が多く、テニスコートの予約が楽になった。テニス狂でもあった友人と私は、暑さをものとせず、テニスを楽しんだのだ。
楽しんだのか、むきになっていただけなのか、今では後者のほうだろうと思うけれど、あの夢中になった時代は貴重だ。

友人はまだテニスをしている。かたや、こちらは走ることができなくなった。なぜか、足がからまってしまう。そのうち歩くこともおぼつかなくなるかも、と心配している。

「若かったあのころ」という歌もあったっけ、と昔話が弾むけれど、都会の風を吹かせてくれた。
ベル・エポックだったわね、とその時代を共有した幸せを感じる。時代もよかったかもしれないが、仕事にも趣味にも、すべてに夢中になった時代だった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0