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Il faut lever son verre

今朝、起きると同時にひらめいた。
今日は飲むぞ!

この頃の生活はひらめきで展開している。昼、夜、何を食べるか、今日は何をするのか、ひらめくとその日がスムーズに運ぶ。

今日、飲むぞ、と思ったのは、数か月前に買ったワインだ。
ジョージアワインである。
一人飲み用に買ったのだけれど、ひらめきがなかった。

久しく一人のみをしていない。1年以上かもしれない。
もちろん、夏場、庭仕事などで汗をかけば、夕食時にビールなどを飲むこともある。
今日のひらめきはそれとは別物だ。

ポーランド人の友人から勧められたワインだ。ジョージアワインは初めて飲む。
ワインを飲むからにはそれなりの準備がいる。まずは心構えだが、それは朝からできた。
物理的準備だが、それがちょっとあやしい。
ワイン向きの食事が準備できるかだ。

昼間、散歩をしていても、庭仕事をしていてもルンルン気分だ。
物理的準備にはばかばかしいこともある。
つまり、入浴を食前にするということだ。

冬場、入浴後、すぐにベッドにはいって、熱をキープする、という習慣があった。
さもなければ、体、特に足が冷えて、安眠できない。
その習慣がまだ続いていて、入浴は食後に、と決めていた。

生活手順が今日から変わる。

さあ、楽しみの食事がスタートする。
ワインにあうような前菜はどうにかできた。
ジョージアワイン、面白い容器に入っている。ガラスのびんではない。茶色の焼き物にはいっている。

自分でオープナーを使って開けるというのは久しぶりのことだ。ワインは一人のみするものではない、というのが信念だったのだが。

うーん、おいしいのかおいしくないのか、判断ができない。まずい、とは思わないから、おいしいほうに分類できるのだろうが、とてもおいしい、と言えるのか。
先日、友人宅で開けたボルドーはおいしい!と思わず声が出たのだが。

評価を分かち合う友人がいない。
張り切って大き目のワイングラスについだので、一杯で十分だ。

今朝のひらめきが否定されたわけでもない。
今日の一日、とてもいい日だった。
庭仕事、午前と午後とした。午前は主として満開のバラの手当、午後は花が終わったマーガレットを片付けた。散歩もできた。

今日は飲むぞ!というひらめき、このワインを飲み上げるまでは続かなければならない。
La vie en rose、昼間に切ったバラに囲まれて酔い心地満点だ。

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