去年の今頃

5年の連続日記をつけている。今年はその5年目。その日の日記をつけるときに、去年、一昨年、3年前と4年間の日記を読む。

去年の今頃、当然、つれあいはまだ生存中。私の関心はただただパリの代母にあった。毎日、パリの従妹からメールがはいる。1月半ばに心臓発作で救急車で入院、いったん落ち着いたものの、結局、自宅へ帰ることなく、2月に亡くなった。

期間はつれあいより短かったけれど、呼吸ができなくなったこと、とても苦しんだこと、よく似ている。

今日は代父から手紙がきた。年末につれあいの死をしらせ、そのとき手紙をもらって以来のことだ。
心配してくれている。早くパリにおいで、家族のもとへおいで、と書いてある。

つれあいが亡くなって、家族という存在を失った。しかし、パリにはいる。代母はいないけれど。