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女子力よりたしなみを

この頃、メディアで女子力という言葉を目にする。力という単語のついた言葉、あまり好きではない。老人力という言葉を思い出す。ボケたり体力が減退している現象を、老人力がアップした、などと言い換えるのだ。それが思いやりのようにいわれていた。

言葉のいいかえで、マイナスをプラスにすることもあるけれど、ピントをぼかしてしまうことが多い。

女子力もこの頃はマイナスにとらえられているようだ。合コン(したことがない、世代が違う)などで、さりげなくサラダをつぎわけたり、飲み物に気を使ったり、なにかそんな気配りをすることが女子力があるということで、さりげなくするのか、わざとらしくするのか、その辺に違いがあるらしい。

女子力のある人はもてるのか、男性の注目を集めることはあるだろう。昔、テニスの合宿に仲間と出かけたことがある。合計10名程度だったと思うが、半数が男性、その男性が一人の女性のもとに集まっていた。残りの女性は、なんだこりゃ、と思ったものだ。
だからといって、その女性が最後までもてたわけでもなかった。結局、テニスがうまいかどうか、がテニス合宿の決め手になった。私はその両方からはずれていたけれど。

いまどきの女性に求めるものは、女子力よりたしなみだ。たしなみとは何?と言われるとなかなか具体的なことが言えないけれど、食事の席であれば、長い髪はしばっておく、とか爪は短く、とか、グラスにつくような口紅はふいておく、そんなことに気が付くかどうかだろうか。


それより、若いひとたちの中で、字をきれいに書けるひとはいるのだろうか。
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