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ベッドの組み立て

つれあいがネットで注文していたベッドがようやく届いた。組み立てはどうなるの?とつれあいに聞くと、自分でやる、と答える。簡単組み立てと宣伝にあったようだ。つれあいは、その宣伝文句をすっかり信じている。

どうも、ヘッドの板、横枠、そして足元の板、その4か所をとめればいい、と考えているようだ。そんなに簡単なはずはない、と思うのだが、ちゃんと自分でやれる、と主張するし、配達の人は配達だけで、組み立てまでは担当しないようだ。

その昔、南仏に住み始めたとき、ベッドをイケアで購入した。イケアというのは、価格は安いけれど、自分で何もかもしなければならない、という方式だ。でも別途料金を払うことで、組み立てもしてくれる、というので、それを依頼した。ところが、ベッドの部品にはネジなどが含まれておらず、配達兼組み立てをしてくれる人とひと悶着があったことを思い出す。

その時も簡単ではなかったことを思い出すし、なんだって私たちのように不器用人間には大変なことだと思うよ、というが、聞く耳をつれあいはもっていない。

お昼過ぎに配達された。ご近所のdo it yourself大好き人間の方にお手伝いをお願いする。つれあいは自分ひとりでできるのに、と文句をいうが、部品のはいった段ボールを前に茫然としている。

結局、その方がほとんど一人で、それでも3時間かけて組み立ててくださった。つれあいはそのそばでうろうろしているだけである。
引き出し付きであること、横の板が真ん中でつなぐようになっていたこと、など、複雑さを増し、予想以上に大変だったようだ。

取り扱い説明書のことをトリセツというのだそうだ。先日、ニホンジンのためのトリセツという本を読んだのだが、このトリセツという言葉がわからなかった。少し年若の友人が、この頃トリセツを読むのがいやで、といっていたので、そのトリセツってなあに?と聞いて、ようやくわかった次第である。

組み立てをしたわけでもないのに、つれあいはもうぐったり疲労困憊の状態だ。それでも今夜から、そのベッドで寝るという。トリセツの通り組み立てたはずだが、ビスがいくつか残っていた。まさか一晩で壊れることはないだろうが、さて、寝心地はどうだろう。
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