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これからクリスマスの飾りつけ

クリスマスまでまだ1か月以上あるのだけれど、今日はクリスマスの飾りつけをする。
気鬱がいやますうっとうしいお天気、何か、気分転換をしなければならない。
サロンの飾りつけ空間は、夏からずっと変わらない。秋をすっとばして一挙にクリスマスだ。

しかし、なぜキリストは12月24日深夜に誕生されたのだろう。もう少し、日にちが違っていたほうがよかった。
日本では、新年の飾りつけも大事だから、クリスマスが終わると、すぐに片付け、そして新年用に変わる。
となると、やっぱり少し早めにクリスマスの飾りつけを始めないと、ということになる。

クリスマスの飾りつけは、毎年新しくしなければならない、というのはないから、毎年、なにかすこしづつ加わっていく。
去年は、巨大リースをいただいたり、ウィーンのクリスマス市で購入したというクレーシュ(キリスト生誕の馬小屋シーン)が送ってきたり、新しいものが増えた。
長く持ち続けたもの、たとえば亡き母が作ったリース、あるいは、サントン人形のクレーシュ(南仏の思い出の品)、単品のクリスマスグッズも数が増えている。
それらをいろんな場所に散らして、クリスマスの雰囲気を作る、以前は楽しい作業だった。
今では、そうでもない。

今年の地球を考えると、クリスマスを祝う、喜ぶ、という雰囲気がでてこない。
クリスチャンではあるが、やみくもに、ご生誕おめでとう、とお祝い気分にはなれないでいる。
まだ早いからかもしれないが、それにしても寒い中、電気のないウクライナ、食べ物のないソマリア、気候異常による災害の場面、それらの災害が終了して、以前の生活に戻りました、という報道はないから、彼らが相変わらず悲惨な状態にあるだろう、と想像するだけだが、そんな中で、クリスマスですべてが好転する、なんて心境になりえない。

それでもクリスマスの飾りつけをするのは、クリスマスによって、なにか好転する、という希望を捨てられないからだ。
誕生というのは、そんな意味もある。イエスの生涯も、平坦ではなかったし、最後は磔刑で生涯を終えられた。
それでも、救い主と言われるからには、彼に救いを求め、救われた人が多いからだろう。

さあ、ピアノのカバーを赤と緑のクリスマスカラーにして、クレーシュは丸いテーブルの上に、ダイニングテーブルの上に赤いキャンドルは年間を通じて出しっぱなしだが、せめてクリスマス用のクロスを敷こう。
置く場所のみつからないものは、吊り下げることも考えなければ。

幼子イエスの登場は12月24日の夜までお待ちいただく、これを忘れてはいけない。
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