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家庭菜園は楽にできるか?

今年初出の週刊誌を読んでいた。発行は去年だったのかもしれない。
行きつけの整骨院で、もう読む人いないからいいわよ、と言われ、借りてきたものだ。

ある政治学者のエッセイを読んで、ちょっと頭にきた。
人生の楽しみ方、それも今を楽しむ方法について書いてある。
そこの一部に、自宅の菜園で土いじりをすることが楽しみだ、とある。今の季節は大根やミズナなど、6,7種類を育てている、という。レモンも育てていて、収穫にいたったとのことだ。

自宅に菜園を設けることができる人は少ない。特に都会では難しいだろうし、ベランダ菜園というのは土で楽しむにはほど遠い。
そういう人には、郊外にちょっとした菜園を借りることができます、という。そして月に1,2度通って世話をすればよく、買ってきた苗でもあまり苦労しないで育ちますよ、とのこと。
そして、菜園はやろうと思えばだれでもできます、ということばもある。

そうだろうか?疑問はいくつもある。
まず菜園、そんなに思い通りに借りられるのだろうか?
月に1,2度通って世話するくらいで、野菜作りができるのだろうか?
買ってきた苗であまり苦労しないで育つのだろうか?買ってくる苗は、成長率というのは高い。それなりの遺伝子操作もされているらしく、虫や異常天候にも耐性があるように作られている。しかし、そんなに簡単にいえることではない。

私は、都市部の借り家庭菜園ではなく、別荘地でやったことがある。
広さの単位も違うだろうが、それはそれは大変だった。
せっかくの家庭農園だから無農薬を心掛け、虫よけの消毒も最小限を心掛けた。
いやはや、雑草がすごい。最初は野菜の芽のように、かわいい、新緑ででてくる。
かわいいのはそのころだけだ。あっというまに成長する。なにかの野菜かしら?なんて言っていると、次に畑にいくと、居座ったやくざだ。

雨が降り続けば根腐れ、足りなければ枯れる。週末農家では足りない。やっぱり毎日一度は手入れする必要がある。
月に1,2回、それで済むなんて信じられない!!!

と、この政治学者の意見に反論したいのだが、そんなの読み流すもんだよ、と友人からは言われた。
そうなのかもしれない。
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