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セルフレジの落とし穴

この頃、たまにスーパーのセルフレジを経験している。
いつも、レジの端っこに待機している店のスタッフに、SOSを発して、お助けしていただくのだが、この頃、買い物が数量・種類が少ないときに限って、一人でできるようになった。

先日のことである。普通のレジも混んではいないのだが、セルフレジに行った。
その日の買い物、食料品少々、台所用品、それにビールであった。
まずは重いビールからバーコードを読ませる。
6本セットのもの。ちょっと気張ってスーパーの言葉がついている。

サーっとバーコードが読まれる、が、なんと1本の値段だ。どこを読ませればいいのか、どこを読んでくれたのか、私にはわからない。いったん読んだあとは、もう知らんというように、反応してくれない。
仕方なく、残りの商品を読ませていく。終了、合計金額、支払方法、順序でいくけれど、なんとも気持ちが悪い。

ビールを読ませたとき、年齢確認が必要です、という案内と、係員が参ります、という案内が続いてあった。
係員が来てくれるのを待ったが、全然きてくれない。
仕方なく、こちらがレシートと買い物袋にいれた商品をもって、係員のところに行く。

あ、これはパッケージではなく、ビール1本のバーコードを読んでしまったのですね、とおっしゃる。
パッケージのバーコード、見るとちゃんとあるけれど、機械が勝手に缶のコードを読んでしまったのだ。

どうすりゃいいのさ、と聞くと、ここでレシートの訂正はできないので、お客様カウンターへどうぞ、という。

結局、そのカウンターで、先の支払い(カード払い)をキャンセルし、新しく打ち込んだレシートを発行された。その時、カードを渡さなければならず、あまりいい気持ちではなかった。

良心的に係員のところで申告しなければ、6本のビール代金を1本分だけですんだのだろうか?

こちらとしては、くすねたビールがおいしくもないだろうし、年齢がどうのこうの、と言われることもないから、正直に申告したけれど、ただ面倒だというだけで、申告しない人もいるのかもしれない。

いつもバーコードがうまく読ませられず、スタッフの人を呼んでしまうのだが、こういう穴もあるのだ。
便利なものにはどこか抜け穴があるのだろう。

まだ無人のコンビニ、あるいはお金もカードもいらない顔認証の店もある、などと、メディアで報道されるけれど、フランスの免許証ではないが、顔認証も年齢でダメになったりしないのだろうか。
これから、どれだけAIが発達するのかわからないが、そこに正直度の項目も加わるのかもしれない。
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