SSブログ

食生活の多様化(菜食主義者とくらして)

今回初めて亡き代父の甥の家に来ている。代父が存命中、この家に招かれたことはあったけれど、泊まったことはなかった。
クリスマスを共に過ごすというので、1週間ちょっとの滞在だ。

甥とその妻、もう成人の息子と来年就職の娘がいる。妻と娘は菜食主義者、息子はお肉大好き人間、甥は普通の食生活だ。
息子は普段はイギリスで働いているのだが、クリスマス休暇で帰国している。

いやあ、クリスマスディナー、どうしましょうね、と甥が困っている。
家族だけで3タイプの傾向がある上に、招待客の好みも斟酌しなければならないから大変ですよ、という。
昔なら、ディナーのメニューは一種類、それで済んでいたものですがね、と年寄り口調になっている。

一緒に食事をして、ビックリした。
最初の夜は、お寿司をテイクアウトしていた。甥と私用には数種類の握りと細巻き、菜食の妻と娘はキュウリやアボカドの細巻きだ。
日本人と言うのか、普通に食べる人からみると、意地悪して食べさせないように見える。
でも彼女らはそれで満足なのだ。

朝食では、特別のシリアルや果物、オレンジジュースなどを取り、パンは食べない。バターは使わない。なぜかコーヒーも飲まないのだ。
食卓にいて、どうも落ち着かない。甥が私用にパンとばたーを出してくれる。彼は朝食は食べないのだそうだ。

昨夜は私が蕎麦を作った。妻が日本で茶そばを食べ、大感激!ぜひもう一度食べたい、娘にも食べさせたい、というので、乾麺タイプで持参したのだ。
蕎麦はそれでいいのだが、汁をどうする?ということになる。そばつゆというと、一般的に昆布とカツオブシで出汁を取る。かつおぶしは魚の変形だ。

友人が、昆布だしの素と椎茸だしの素を見つけてくれた。それで菜食主義者用にする。私は物足りない。甥と私ようには別途、鴨南蛮風に鴨肉を買ってきた。
2種の出汁えを作っていると、むすめが覗きに来て鴨肉を発見。味見用のスプーンが1個しかないのを目敏く見て取る。一緒にしないでね、ともう1本、スプーンが出てきた。

減塩食の人や、その他の制約のある人の食事を作るのもこんなものだろうか。

普段が一人気ままにやっているので、気疲れ甚だしい。食欲が落ちてはいないけれど。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。