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トイレ問題一考

先日、友人たちと秋のドライブを楽しんだとき、道筋のとあるレストランにはいった。
木造平屋建て、日本的な家屋で、内装にはレトロなものを使って、なかなか雰囲気のあるレストランだった。

トイレが近くなる年齢で、必ずトイレは借用する。
ここのトイレはキャビネットが2つ、Ladiesと英語で書いてあるのが一つ、もう一つは、Gentlemen, Ladies,に加えてLGBTと書いてある。
おや、ご親切なこと、と思った。こんな田舎で、LGBTという言葉を見るとは、と思ったのだが、田舎だからとバカにしてはいけない、と反省もする。

トイレへ行く回数が増えたからか、トイレ環境にはとても敏感になっている。なるべく清潔なトイレを、と外出すると神経を使う。

そのLGBTで思った。さて、現実にLGBTの人たちは、こう書き添えてあることをどう受け止めるのだろうか。男女共用にもなっているし、個室だから、男性、女性、LGBT、だれもがはいれるようになっているし、制約はないはずだ。
一方、女性だけの方には、外見は女性としている人が入る気になるのか、あるいはためらうのか、そのところはわからない。

以前、アメリカのニュース番組で、アメリカでは男女別とはせず、一律、だれもがはいれるようにした、とあった。
男女別ではあってほしい、というのが私の希望だ。
JASという航空会社があったけれど(JALと合併)、女性専用のトイレを設けてくれたことがある。とっても安心でよかった。

外国へ旅行するとき、とても長時間、飛行機に乗っていなければならないことが多い。機内のトイレは男女共有だ。限られた空間だから、それは仕方がないと受け入れているが、男性のあとにはいったり、あるいは、男性が次に待っている、というのはなにか圧迫感があるし、トイレの使用に気を使う。男性もそんな気分を持っているだろうか。

男女別をやめようという動きのなかに、外国ではnonbinary、あるいはwhicheverという言葉を使うということもきいた。
バイナリーは二つのという意味があるから、男女という区別、だからノンという言葉で両性を否定している。whicheverはどちらでもない、すべてOKというわけだ。

レストランなどは個室のみのところが多いけれど、大勢が集まるところ、公的な施設、劇場や競技場、デパート、交通機関の駅など、多数が利用するところは、男女別になっているし、LGBTの人たちは、時として、身体障碍者用のトイレを利用すればいい、という声もあるけれど、はたして、彼ら、彼女らの希望はどうなのだろう。

これからなんらかの改善の動きがでてくるのだろうか。
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