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ミャンマー、お金の話(3)

ミャンマーーでどのくらいカードが流通しているのだろう。
ガイドさんに聞いてみた。以下、ほとんどがガイドさん情報である。

カードを持つというのは、決済のための銀行口座を持たなければならない。当然だ。銀行に口座を持つには、一定金額以上の預金がなければならない。これも当然だ。と、そこで多くのミャンマー人はつまずく。
歴史的な経緯もあって、銀行に預金することを嫌がる人もいる、これはおそらく少額しか持っていない人だろう。預けるに足る金額を持たない人も多い。
解る。私が初めてカードを作った時、いろんな制約があって、それをパスするのに、大変苦労したものだ。

銀行は何行くらいありますか?と聞くと、30行くらいありますとのこと。KBZ Bank, AYA Bank, CB Bank などが最大手とのこと。預金の利率は8%くらいだという。オー、なんと素晴らしい!日本のゼロに等しい低金利になれた身には、奇跡にも思える金利だ。思わず、ここに口座を開きたいと叫んだ。

ガイドさんは借りる時の利息が高いこともぼやく。預ける利子より、借りる時の利息が高いのは当然でしょう、と理性で応対するが、自分が住まい購入時に決まった利率を考えると、彼女の繰り言も理解できる。

ミャンマーの人たちの収入はまだとても低い。最貧国の一つでもある。だから、金融、という言葉を使うほどのことのない生活なのだ。

ガイドブックには、日本円の10分の1でチャットを計算すれば良い、とあったけれど、実際のところ、チャットの価値はもっと下がっている。

ヤンゴンから郊外に出た時、街道沿いにスイカやメロン、ザボンなど沢山の果物が売っている。ガイドさんのおススメで、ザボンを買った。1個2000チャットのザボンを奮発した。
ヤンゴンの友人にも食べてもらおうと1個買った。

私がそれを高いザボン、と称したら、安いよ、日本円の実際価格なら150円もしないよ、と言う。

実際、そうなのだが、10日の滞在で、ミャンマーの金銭感覚に馴染むと、いや、高い。最高級の価格だったのだから、と抗弁した。

ヤンゴンには沢山のATM の端末を見受けるけれど、どれだけの人が利用できるのだろう。
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