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サル痘

なんという単純な名づけ方だろう。
でもさるをサルとカタカナにし、痘という感じを出さなければならない。
誰がこんな名前を付けたのか。それはWHO(OMS)なのだろうが・

たとえば、昔はやった伝染病を「スペイン風邪」と名付け、いまでもその名づけ方が本来はアメリカ風邪とつけるべきだったのに、といわれることで、やたらと国名をつけたり、人名をつけるとよくない、と思った結果なのだろう。
でも、サルはきっと、猿とつけられたことに文句をいいたかろう。

フランス語であればvariole du singe、英語ならばMonkeypox、実に見事にサル痘とつけたものだ。
2022年5月、コンゴ民主共和国で初見されたのだとか。コンゴ痘とつけられなくてよかった。

日本では7月26日に最初の発生が確認されたという。
厚労省の発表では、ヒトからヒトへの感染は容易に起きない。感染した人や動物の皮膚の病変、体液や血液との接触が中心で、患者と長時間、近距離で対面することで飛沫感染もある、という感染ルートが示された。

どこの発表かで、その体液は血液との接触が感染の原因となりうる、という説明に付け加えて、同性愛者の接触などのケースが挙げられていた。
なんだ、これは?と既知感がでてくる。まるでエイズの時の説明と一緒じゃないか、と。
あの時も、こんな説明で、まるで同性愛者が病原であるみたいな誤解が生じたではないか、と思う。
ところが、これは日本で言い出したのではなく、WHOのテドロス・アダノム事務局長が口にしていた。彼はタオルを使いまわさない、というような注意もしていたけれど。

過激な反応が見られないので一安心したけれど、何か不安な感じもする。

なんでこういった病気が発生するのはアフリカだろう。
もういやというほどの病気発生をみているのに。エイズもそうだし、エボラ熱、マルブルグ熱、眠り病、アフリカの自然がそうさせるのだろうか?

インフルエンザは寒い季節の流行病なので、アフリカが発生源ではないはずだ。
コロナはおそらくアフリカではないようだが、この変型株などは、南アフリカやインドなどで出現している。

サルはサルでも、わが村のサルはまだ農作物以外は無害な存在であってほしい。

サル痘はすでに治療薬はあるようだが、あのエイズの騒ぎのようなことになってはならない。



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