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パスポートの有効期限

今日、新しいパスポートの申請をした。現在所持しているパスポート、来年の3月までは有効だ。
今年もあと1カ月半、今年と来年早々には旅行の計画もないことだし、来年になってゆっくり手続きすればいいや、と思っていたのだ。

ところが、やっぱり何かは起きる。旅行するかもしれない?という可能性がでてきた。
そこで気になるのが、パスポートの有効期限だ。どの国もそうなのか、というのはわからないが、入国時にパスポートの有効期間が3か月以上あること、といった注意書きをときたま目にしていた。

旅行予定の国にもその規定が適用されているのかどうか、旅行代理店に聞いてみる。別にその代理店を利用しての旅行ではないので、ちょっと申し訳ないのだが。気持ちよく調べてくれた。
適用されます、出国予定はいつですか?などと聞かれ、はっきり決まったわけではないけれど、というと、気を付けてくださいね、というご注意をいただく。

今、持っているパスポートは、亡きつれあいと一緒に県庁に付属しているパスポートセンターまで出かけて得たものだ。10年間の前半は、つれあいも海外旅行をする元気もあって、カンボジアやベトナム、フランスへも行った。来年には失効するのだから、どうせ切り替えは必要と思っても、つれあいとの共通する部分がなくなる、と思うと、未練はでてくる。

今では、市町村の役場で取得できる。それも申請から発行まで1週間ですむという。なんという進歩だろう。
役場の建物の外に、証明写真をとれる自動の装置がある。これも進歩の一つだ。
少し、お化粧をして顔を整え、服装もきちんとしたものに、と思いながらも、実態と違った写真で疑われるより、現実をそのままに撮影したほうが、と思い直す。

10年のパスポートだと、最初の1年目と最後の10年目の差たるや、大変なものだ。2代前のパスポートの写真は、これが私か、と思うほど、きれいに映っていた。たしか、有楽町の交通会館のパスポートセンターわきの写真館で撮ったものだ。修正はされていないけど。
そのパスポートを有効期限の最期のころに、とある外国の入国手続きで出したところ、係員がパスポートを回している。どうしたのですか?と聞くと、写真がきれいすぎる、というのだ。
自分でもわかっていた。10年前はまだ輝き?があったけれど、今では身なりも何もかもがしょぼくれている。その差異たるや、大変なものだと。

そんな経験から、しみもそばかすも、しわも、髪の乱れも、訂正することなく、普段着のまま撮影とした。

村役場の担当者は、10年になさいますか?5年になさいますか?と問う。今の健康状態からいけば、5年で十分だろうが、もし6年も可能なばあい、パスポートがないから、という理由で海外行きをあきらめるのもつまらない、それかといって、5年後にちゃんと申請できる知力、体力が残っているか、疑問だ。だから10年で申し込む。

そういえば、亡くなった母は、80歳くらいまで海外に出かけたけれど、彼女はパスポートの申請をどこでしていたのだろう。個人の旅行ばかりだったから、旅行代理店に頼むこともしていなかったはずだ。最後の旅行は、退院後、一人にできないと、中東にいた姉が、引き取った旅行だった。

しかし、新しいパスポート、どんな国のスタンプがおされるのか、とっても楽しみではある。
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