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ヤマガラとの付き合い方

先日来、一羽のヤマガラが手のひらにのせたエサを食べるようになった。数年らいのことで、とてもうれしかった。

最初はジイジと鳴き声を真似した名前で呼んでいたが、濁音2つで響きがよくないので、別の名前にした。亡きつれあいの名である。

朝は私の起床を待っているのか、寝室の雨戸をあけ、ベランダに出て深呼吸をしているところに現れたり、階下におり、やはりベランダの雨戸をあけていると、早速に現れる。
「おはよう、今日も元気ね」と早速ひまわりの種を手にとって、彼(彼女かもしれない)に差し出す。

一粒をくわえて飛び去る、こちらは部屋にはいって、着替えたり、朝食の準備をしたりする。しかし、そんな暇がないほど、あっという間に戻ってくる。
少し、無視していると、ガラスのところで、あっち飛び、こっちとび、そしてホバリングをしたり、網戸につかまったり、ありとあらゆる示威行動をとる。

ヤマガラについての疑問がたくさんある。
一粒ずつしかくわえられないのはわかるけれど、1日、何粒食べれば満腹といえるのか?
きちんと中の果実を食べているのか?
時々、来なくなるとき、よその家でごちそうになっているのか?

ご近所の友人宅が、とうとう東京へと引き上げた。彼らの家では、2羽が手から食べていたそうだ。その2羽は、これからどこでエサを入手するのだろう。

我が家にきてもいい、と伝えてね、と言ってはおいたが、彼らが2羽に伝えたかどうか、また通じたかどうかはわからない。
それに1羽だけでも、ひっきりなしのおねだりに音を上げているのに、これにあと2羽が加わったら、私はお手上げだ。

しかし、私のあとを慕って、サロンとは反対側の洗面所や和室の外でもホバリングする姿をみると、いとおしい。

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