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パリの街が汚くなった

前回の年末年始、そして今回、とパリに来て、観光客ではない動きをしていると、いろんな面が見えてくる。勿論、短期間の滞在で、住んでいるわけではないし、そんなに注意深くもない。

それでも、あれっと思うことがたくさんある。それの第1は犬の糞だ。
一時期、道路の各所に、糞の回収箱が設置されたり、糞回収の道具(掃除機みたいなヴァキュームのホース)をつけたオートバイが、道路にも乗り込んで、きれいに片付けていた、こともあった。

それがほとんどみられない。そして、舗道のあちこちに茶色の落し物が点在している。それこそ、オートバイが走っていた頃、飼い主も愛犬が排泄をすると、持参の紙でくるみ、ビニール袋などに入れて、回収箱に入れたり、持ち帰っていたり(と思う)していたものだが。

ゴミは減った。透明のビニール袋を付けたゴミ箱がいたるところにあるし、昔ほどのポイ捨てが無くなったような印象だ。
タバコの吸い殻は相変わらずだ。そういえばタバコ1箱、先日1ユーロ値上がりして、8ユーロになったらしい。1箱1000円はすることになる。日本ではいくらなのか、私は嫌煙家だし、まわりも非喫煙者ばかりになったので、ついぞタバコの値段に関心がなくなったのだが、1000円もするとなると、徹底して吸うのか、吸い殻は短い。

道路は穴ぼこがそのまま、大きな工事は各所で行われているが、補修といった身近なところがおろそかにされているのだろうか。

蟻の一穴から堤防も崩れるし、今は小さな穴ぼこでも、だんだん大きくなり、車や歩行者が通行に困難を感じるようになる。

これは政府のせいなのだろうか、地方行政のせいなのだろうか。パリよりヌイイの方がまだしもマシ、となると、地方行政の取り組み方にはなるのだろうが、さて、割ときれいに感じていたのは、サルコジ時代か、オランド時代か、その辺はさだかではない。

犬の糞で滑っては、ブログのタネにはなっても、後始末が無残なことになるから、注意の上にも要注意で歩かねば。
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