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父の形見

昨日、懐かしい、と言うべきになったヌイイの家に寄りました。
娘が来ていました。手元に大きな紙袋があります。

あなたのものよ、と言います。私が置き忘れたもの、というには大きすぎる袋です。
中をみて、というので、中のものをだしたら、絵が2枚入っていました。父の寝室に飾ってあったものです。

裏に私の名前と私へ与えた、ということが書かれています。以前、欲しいものがあるか、絵をあげよう、好きな絵があるか、などの会話があって、寝室の絵、たくさんあったうちから、我が家にも合いそうな絵というので、選んだもののようでした。随分前のことだったので、果たしてこの絵だったのか、確かな記憶はないのですが、そんな付箋がついているのですから、父は決めてすぐにかいておいたのでしょう。

従妹の家に帰って、ゆっくり見ました。従妹夫婦は美術品のコレクターです。鑑識眼や知識もたくさんあります。
著名な版画家の版画だろう、とのことです。

父や母の寝室に長く飾ってあった絵です。思い出が詰まっています。

母からは、生前に、マリア像の金のメダイユ、骨董的なものと、やはり金のブレスレットを形見として貰っていました。

メダイユは常に身につけています。これからは絵を見て父を思い出すことになります。
代父、代母から教えられたことが、一番の形見です。
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