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父に会ってきました

夕方になって、従妹の車で、父の遺体がある遺体安置所、というのでしょうか、今はいい呼び方があるようですが、に行きました。

ちちの家に寄って、お手伝いさんも一緒に行きたいとのことです。我が家と思っていた家なのに、父が亡くなったことで、縁のない場所になってしまいました。

父の部屋に入りました。背起こしの出来るベッドは、返却したばかりとか。部屋はガランとしています。壁の絵画も取り外されていました。

もう父はいないのだ、と感じます。なにもかもが素っ気なくみえます。
主のいない家は頼りないものです。

フュネラトリウムと言うのでしょうか。葬儀屋さんのある場所は、17区きたのはずれにありました。
高速道路の下に、ひっそりとあって、見過ごしてしまいました。
18時までですから、と遅くにきた我々を牽制します。

しばらく待つと、あるお部屋に案内されました。中は2部屋、ご遺体のある部屋と、手前の部屋があって、奥の部分に父が安置されていました。紺色の背広、勲章の略章をつけています。本当の勲章は、当日、棺の上に飾るのだそうです。

きれいにお化粧が施されていて、病気中より、よほど顔色がよく、ただ眠ってるだけのようです。従妹がお祈りのことばをl唱え始めました。ついていけません。しっかりせんか、と、父怒ってるかのようにmけます。

あっという間に時間になりました。Adieuというのが、永遠に別れる時のサヨナラに相当するとか、でもまたね、と言ってしまいます。
父との思い出が走馬灯のように思い出されます。冗談は下手でしたが、話は興味ふかいものでした。
自慢話になってしまうので、時には鬱陶しかったです。

来週火曜日まで、1人で淋しいね、まあ、仲間がいるんでしょうね、とどれだけの人がここに一時的にいるのか、静かで、週末がおもいやられますが、静かさを好んだ父は、気に入っているのかも。
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