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わが村にも桜前線到着

ようやく、わが村にも桜が咲いた。村の中心、駅周辺の桜は満開だ。月末、安市という市が開かれるが、このころが例年だと満開時。しかし、今年は全国の例にならって、10日以上早い満開になった。
川沿いに桜が並び、なかなかの景色である。でも、都会の人は、もう桜にあきたのか、あまり評判にはならない。

しかし、軽井沢の桜となれば、また別物だ。昨日、買い物に出かけたのだが、ようやく桜開花宣言というところだった。わが村のほうが寒いはずなのに、と思うけれど、桜の開花はまた別なのかもしれない。

同じ村の中ではあるが、1000メートルを超える我が家の周辺はようやく咲き始めだ。さんざ、メディアで桜開花情報を聞かされ、もうそのニュースもでなくなったところでの桜は、泡の抜けたサイダーみたいなものだ。

先日、前橋まででかけたが、里の春のきれいなこと。黄色に白、ピンクに赤、なんだか絵をかきなさいと言われているみたいなものだ。
前橋の国体道路にはいろんな種類の桜があって、ほとんどの桜は葉桜状態だったが、八重桜は丁度身頃、生家の庭の桜が八重だったことを思い出す。

水仙、ムスカリ、チューリップ、いろんな花が無作為なのか作為なのか、整然とというには遠い植え方の日本の民家の庭、これもいいものだ。
アルザスあたりの民家の庭の整然とした作り方も見事だと思うが、日本の混然とした花壇(花壇ともいえない)も野性味がある。

つまりはわが庭がそんな状態なのだ。今、水仙が咲き始め、ようやく庭の花でつれあいのお供えの花を整えられるようになった。今朝は初、1本だけ咲き始めたチューリップを切った。
クリスマスローズは小さい花がうつむき加減に咲いている。

クロッカスやヒヤシンスが終わった。コブシの木があちこちにみえる。わが庭にはヒメコブシが咲く。普通のコブシと大きさは変わらないのだが、なぜヒメコブシなのだろう。

雪柳ももうじき咲く。前橋までの道で、野生のヤマブキの鮮やかだったこと。我が家もユキヤナギの白とヤマブキの黄色の競演がすぐにみられる。

小さくてすぐに踏みつけてしまうスミレ、雑草と思っていたのに、と咲けば咲いたでいとおしい。

こうしてつらい冬を忘れ、ここの生活がなににも代えがたいものになっていく。

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