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年越しのご馳走

クリスマスが終わって、テレビでは年越しのメニューが話題である。ここでは、フォワグラに代わって生牡蠣がトップの地位を占めている。

困ったことになった。父は生牡蠣が大好物。先週、1度、生牡蠣を買ってきてもらい、私が開けた。14個、開けるのは大変だった。昨日のニュースでは怪我、それも大怪我する人もいると言うのだ。急に怖くなった。

日曜日担当のお手伝いさんに、生牡蠣を開けられるか、聞いてみると、即座にできない、やらない、危険は犯さない、と拒否される。素っ気ないというより、攻撃的な返事だ。
雇い主である高齢者の好みを、年越しの食卓に載せようという気持ちはない。

生牡蠣という言葉を耳にとめた父は、もう期待している。いろんな事情でダメなんだ、というと、プルクワ?(どうして)と問ひ返す。
殻を開けられる人がいないというと、自分が開けるという。簡単だ。

昔出来たことを今でもできる思い込んでいるから、説得が大変なのである。
今日のお手伝いさんは自分のペースでやらないと、怒り狂う。もっとも苦手な人なのだ。

危険を押して買ってきて、私があけるか、あと5分で決めなければならない。
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