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馴染みの小鳥たちが戻ってきた

今朝、びっくりすることがあった。ベランダに出た私に、鳥がぶつかりそうになったのだ。もちろん、鳥は瞬時の回避動作で、私のそばをすり抜けていった。

その鳥をみるとシジュウカラである。ベランダにおいたエサ(ひまわりの種)をつつきにきている。冬が終わり、春先、いつしか姿が消えていた鳥たち、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、彼らが戻ってきたのだ。

彼らが留守の間、春先は、ウグイスの独擅場だった。初音のころはかわいらしいのだが、ホーホケキョという鳴き声が、高音すぎて、時にはうるさい!と言いたくなるほどよく啼いた。

バードウォチャーではないので、鳥の姿と鳴き声が一致しない。ウグイスとて鳴き声は聞き分けられるが、姿をみることはない。庭つづきの土地は、クマザサが茂っているので、そこに巣を作っているのかもしれないが、我が家ではウグイスは家付きの鳥ともいえるほどだ。

それが夏がすすんだころ、音がピタリと止まっている。どこに消えたかと思うより、先にいつもの鳥たちが戻ってきたのだ。

勝手知ったる空間なのか、縦横無尽に飛び交っている。1階のベランダには常時、エサと水をおいていたので、それを目指してくるというのはわかるのだが、私が2階の寝室で用事をしていると、ベランダの物干しにとまって、なにか私の様子をうかがっているような。帰ってきましたよ、とあいさつしているような。

花鳥風月という言葉があるけれど、本当に花や鳥、風や月の変化で、自然の、季節の移ろいを感じることができる。やっぱりこの地を離れることはできないのかも。
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