SSブログ

台風過ぎて2日がたちました

いろんなことがわかってきました。
自分の家が無事だったことから、そんなたいそうな台風でもなかったような印象を持ったけれど、とんでもないことでした。

13日、14日はそろそろと下界(村の中心)に降りたのだが、道路は各所で片側通行、いたるところに泥がたまっていて、工事服を着た人たちが、重機を使ったり、スコップで泥をかきよせていました。

その程度は十分想定内、こちらも低速で邪魔をしないように降りて行った。

我が家で影響を受けたといえば、水道水が少し濁っていることがあった。この程度のことは、やっぱりアフリカ経験が役に立ったのか、慌てず、飲み水に利用しないだけのことだ。

わが村も甚大な被害を受けたことは、今日になって知った。
村はとても広い。だから、村の中心が大丈夫だといっても、全域がそうだとはいえない。村の中心だって、JRの線路には崩れた土砂、倒木がかぶさった状態だ。
山から水が滴っているのはどういうことなのだろう。

村の放送では、小学校、中学校の送迎車が、道路の不通箇所が多くて、運行できない、したがって休校にします、という。
高校にいけば、生徒の姿はなく、鎮まりかえっている。JRが不通のため、通学できないので休校なのだそうだ。

なんじゃこら、と思っていると、村の端っこの地域が、ひどい被害で、いわゆるテレビなどに映っている被災地になっている、という。
そんなこと、知らなった、村のことなのに、と思うが、台風被害の情報は、すべてテレビなどによっていて、長野県はひどいらしいけど、山ひとつ(でもないが)離れたわが村は大丈夫だった、なんて思っていたのがひっくりかえる。
そうしてようやく、テレビでも被害の状況が視覚化された。

軽井沢の美容室に行ったのだが、軽井沢もひどかったらしい。お店は1日半停電だったそうだ。
3連休で、結婚式も強行したカップルもいたらしいが、お客は発電機をかりてきて、ヘヤーセットをしたのだそうだ。

美容師さんは、この2日間、停電でテレビをみていない、と言って、私の伝える情報を真剣に聞いている。

当事者がもっとも情報に欠けている、というのは本当のことだ。
nice!(0)  コメント(0)