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高額療養費支給申請のお知らせ

先日、役場から「高額療養費支給申請のお知らせ」なるはがきが届いた。
対象となる可能性のあるつれあいは、もう2年以上前に亡くなった。ということは私が対象だ。

対象となるような大病はしていない。はがきをひらいてみると、6月に受診したものが対象になっている。

6月は体調が悪かった。咳がとまらず、鼻やのどの不調で、ティッシュの消費が半端ではないかった。
耳鼻咽喉科と内科を受診した。

でも、普通の受診だと思っていた。レントゲンの検査や血液検査も受けたけれど、さして高額と意識はしなかった。
高額療養費というのは、つれあいのように、長年患って、定期的に病院へ行き、そのたびに検査を幾種類もうけなければならない人が対象だと思っていたのだ。そして、それは申請して、ようやく受け取れるのだと。

このはがきでは、6月に受診した医療機関での領収書を持参して申請してください、とある。どんなものかはわからないが、領収書はちゃんと保存しているので、特別問題はない。

わが役場はとても親切だ。大都市の役所と違い、待たされるということもない。
必要な書類を渡し、しばらく待っていると、これだけの金額が支給されます、と知らせてくれる。
いいのだろうか、と思いもするが、それなりに一応、健康保険料は払っている。

つれあいの闘病で学んだことがある。それがすべてに正しいとは言えないとわかっているが、こうして、高額療養費が支給されることによって、別に私的な医療保険には加入の要がない、ということだ。

つれあいの場合、国の指定難病であったので、もともと医療費はそんなに高額ではなかった。結局、私的な医療保険からは入院費の払い戻しがあったけれど、それは実際に払った金額より大きかったけれど、日数に制限があったり、いろんな制約があって、すべての療養費をカバーするものではなかった。

保険の種類が違うことはわかっているけれど、宣伝されるほどに療養費がカバーされるのではない、という実態がある。
国のこの制度は、むこうで支払いの金額をチェックして、申請を促してくれる、という点で大変たすかる。

毎月の医療出費を指摘もされ、うるさいな、と思ったりするけれど、今回はありがたいお知らせだった。


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