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異常気象対策になるのか、小さな努力

この半年、スーパーでレジ袋を受け取らなくなった。お買い物バックを2つ用意していく。1週間分の買い物を、冷たいもの、そうではないものにわけ、2つのバッグにレジのところで入れ分けてもらう。

しかし、スーパーの大型のレジ袋は便利なものだ。ごみの仕分けに使えるし、野菜やなにかの物を人に差し上げるとき、レジ袋にいれればそれで済む。

特にごみの仕分けにはこれまでもらったレジ袋を使っているけれど、そのうちなくなってしまう。

だから、これは大きな矛盾なのだが、食料品の場合はもらわないのに、ホームセンターなどど、トイレットペーパーや生活物資を購入した場合、トイレットペーパーはそのままだが、残りの品々はレジ袋へいれてもらっている。

便利なレジ袋、そのうち、全部有料化され、のちにはプラスティックから別の素材のものに変わっていくのだろうが、その過渡期に困ることになりそうだ。

こう便利になった生活からプラスティックを減らしていくのはむずかしい。
一人暮らしの場合、購入してきた食料品を、一人にふさわしい分量にわけて、冷凍なり保存することになる。そのとき、ラップは必需だし、それぞれに分けるのはジップ袋だ。
これらもプラスティック製品なのだ。

お料理のおすそ分けをするのに、タッパーウェアにいれる。これもまたプラスティック製品だが、この頃は、これが再使用できるからで、お返しを期待しているわけではない、と念をおしてお渡しする。

昔なら、漆ぬりのお重か、陶器の蓋物などを使ってやりとりをしていただろうが、そんな分量ではない。
お隣にいらした92歳の老先生には、それこそ、箸休め程度の差し入れをするのだが、小さなケースを便利に使う。入れ染めもなくて、とからでお返しいただくとほっとする。

意識だけは頑張っているのだが、実態はプラスティック追放とはいかないし、日常にプラごみはたくさん出している。


プラごみだけではない、紙類だって再使用しなければ、とダイレクトメールやなにかのお知らせなどの裏をメモ用紙に使おうと残しているけれど、たまる一方だ。まず、そんなにメモをとることもなくなった。

亡くなったつれあいは、ファックス用紙をいれるとき、使用済みの紙を使っていたけれど、結局具合が悪くて、用紙をダブルに使うことになったりしていた。

あれこれと、気をつかい、頭を使って、プラスティックごみ減量化に努めているけれど、その努力は今年の欧州の酷暑には間に合わなかった。



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