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言葉の変遷

ボケ防止にいろいろ心悩ませている。
人名、その他の固有名詞、普通名詞もでてこない。年齢相応といえばそうなのだろうが、不自由も多いし、このままではいけない、と始めたのが、漢字ナンクロというのだろうか、漢字クイズである。


以前はカンが働くというのか、求められている漢字や言葉がすんなりと思い出せたのだが、今は浮かんでこない。
言葉には敏感に反応して、語彙には自信があったのに、と忘却力の成長ぶりに唖然となっている。

ところで、毎日、新聞であっと思った言葉はチェックを怠らないようにしているのだが、この頃チェックした言葉に暗号資産というのがある。
これはこれまで仮想通貨と呼んでいたものを、呼び方を変えたものだ。
通貨という言葉が、用語として公的なものを想起させるからだという。


ビットコインだのなんとか、だの、いろんな種類があるらしが、その存在も役割も、ちっとも理解できないのだが、それが暗号資産といわれても、暗号と資産という言葉がドッキングしても意味としてなんだか理解しがたい。

仮想通貨は、フランス語ではla monnaie numeriqueというデジタル貨幣とでもいうのだろうか、そう訳されるらしいが、それが暗号資産といわれると、外国語でもそれ相応の呼び名なのだろうか。

以前に差別語になるからと、神経疾患の一つが統合失調症となったり、言いなおされているけれど、古い言い方に慣れている年代は、新語がなかなか理解できない。

漢字ナンクロでは、どちらかといえば、古い言い回しや故事来歴、諺が多いのでまだ自分の知識でやっていけるけれど、これが新語シリーズなどのページができると、お手上げになってしまいそうだ。

字を書くというのもいい、というので、このごろ、メールより手紙でと、手紙を書こうと心掛けている。10月の値上げまえに、とか、つれあいが残した切手を使い切ろう、という思惑もあるのだが、手紙をかかねばならない数は増える一方だ。忘れたわけではないので、少しお待ちあれ。


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