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いまどきの結婚式、何を着ればいいの?

弟の長男が9月に挙式をするらしい。といっても、もうすでに入籍はすませているし、二人は同居している。
交際期間も長く、何をいまさら、という感もなきにしもあらずだが、披露宴をするという。

招待されるのかされないのか、弟に聞いても、なかなかはっきりしない。というのも、若い二人が決定することなのだ。昔とは違い、結婚式は家の結びつきではなく、本人同士の決めることになっている。
きっと、費用は親もちなのかもしれないが、式次第は親の口出しはできないようだ。

だから、はたして、遠くに住む父親の兄弟姉妹にお招きがくるかどうかはっきりしなかった。こちらも体力の問題もあるので、出席するかどうか、態度ははっきりさせていなかった。

しかし、どうも招待されそうだ、という雰囲気になってきた。

結婚式、久しぶりにおめでたい席になる。いつ以来だろう?はっきり思い出せないくらい古い話になっている。

甥が幼い時、弟が東京勤務であったので、それはよく交流していた。今住んでいる山のこの家にも、できてまだ家具も入っていないときから、弟一家がきていたものだ。
そんな思い出もあるから、伯母さんとしては喜んで出席したい。

ところが、姉から着るものについて問い合わせがきて、さて、何を着ればいいのやら、着るものがないのに気づいた。
ないわけではない。留袖がある。これは私が大学を卒業して、縁談が決まった折、母が準備してくれたものだ。50年も前の留袖が、まだ一度も袖を通すことなく、タンスに眠っている。

しかし、今更留袖を着るのもしんどい。まず結婚式は九州だから、着物一式を送っておく必要がある。ホテルの美容室に着付けを頼んで、となると、現地で貸衣装のほうが簡単だ。というのも、草履がない。とっくの昔に草履は捨てている。

洋服にしましょうね、と姉と相談する。その洋服も、晴れの席で着るものがないのだ。
つれあいが現役引退後、外に出るための服というのは買っていない。

体型の変化もあって、昔の服が着られなくなった。プラス、姉と嘆きあう問題がもう一つある。靴がないということだ。外反母趾で、ヒールのある靴をずっとはいていない。パンプスを強制されたくない、という運動があるけれど、もしまだ働いているとすれば、その運動の先頭に立っているだろう。

スニーカーじゃまずいよね、と姉がいう。サンダルもね、と返事する。席につけば、体の上部だけしか見えないとはいえ、やっぱりまずい、とは言いながら、ドレスに靴に、解決すべき問題は多い。

家単位の式ではないけれど、新郎の親戚がみすぼらしいのもね、と体面を気にする。

きっと友人たちで盛り上がる披露宴d

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