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病院は大繁盛?

久しぶりで病院へ行った。もちろん、診察をうけるためだ。
2月ごろから喉と鼻がおかしかった。そのころは花粉が飛び散るころなので、そのせいか、と放置していた。それがまだ続いている。
長く続く不快感、喉の違和感、そろそろ病院へ行くべきかも、と心を決めたのだ。

雨の金曜日、きっとすいているだろう、と思ったのが間違い。駐車場は満車に近い。少し遠いところにスペースを見つけて駐車。
ずいぶん、久しぶりの受診だ。手続きのやり方も忘れている。

受診する耳鼻咽喉科の待合室は、ほかに3つの科との合同待合室だ。もう人であふれている。
何時から受け付けているか知らないけれど、ずいぶん待つことになりそうだ。

この病院は、わが住所から最も近い総合病院だ。亡くなったつれあいもしょっちゅうお世話になっていた。
ここの耳鼻科にかかったとき、つれあいの病気がIgG4という難病かもしれない、と可能性を言ったのは群馬大学からの医者であった。
それからつれあいの闘病が始まったといえる。
そして、群大病院を経て、この病院へ転院、最期の刻を迎えたのだ。

ひたすら呼ばれるのを待っている間、思いが及ぶのはそんな悲しいことになる。

穏やかそうで、気の短いところもあったつれあいは、この待合室で長く待たされるのが我慢できないようだった。混んでいるので、私は1階の受付のところで待っているのだったのだが、あまりの長さに耳鼻科の待合室へと様子を伺いにいくと、つれあいは鬱憤を私にぶっつけてくるのだった。

あのときのつれあいの気持ちがわかるなー、と今頃になって理解している。

結局は、山の中に住んでいることで、花粉症が続いている可能性、今だとアカシアや栗の花が花粉を飛ばしている、および、年齢相応の現象でしょう、という診断であった。

つれあいの難病を見つけてくれた診療科だから、その診断に不服は申し立てないけれど、年齢相応は、どこの科でも言われる、いわば万能診断だ。

まだまだ8分は席が埋まっている待合室、これだけ繁盛していて、病院が赤字とは?

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